わかちあいファンドのポイント
株式会社日本プロパティシステムズが運営する不動産クラウドファンディング「わかちあいファンド」の特徴やメリットを調査しました。すでに7ファンドをリリースしているわかちあいファンドは滋賀県、京都府など関西の物件を中心にファンドを組む特徴あるサービスです。
こんな人におすすめ
- どんな物件に投資するか明確にして欲しい
- 元本毀損のリスクは低減したい
- 関東圏だけでなく、関西圏の不動産にも投資したい
わかちあいファンドのポイント
- 運営は滋賀、京都で初となる不動産特定共同事業許可を受けた株式会社日本プロパティシステムズ
- 地元をよく知る企業が地元の物件でファンド組成
- 優先劣後方式を採用するため元本毀損リスクが小さい
- インカムゲイン型の物件はマスターリース契約により配当原資を確保
- 2021年3月31日までに投資家登録で1000円プレゼント中
>> まもなく8号ファンド公開

わかちあいファンドの基本情報
わかちあいファンドは投資家から集めた資金で不動産を取得し、運用することで得られた利益の一部を配当として還元する不動産特定共同事業に基づくファンドです。2019年10月に第1号ファンドをリリース、2021年2月時点で7ファンドが組成されています。
※下記まとめは執筆時点(2021年2月)で開示されている情報に基づく内容で、今後変更される可能性があります。
営業者 | 株式会社日本プロパティシステムズ |
ファンドの種類 | 不動産特定共同事業 |
サービス開始 | 2019年10月 |
予定利回り | 3〜7% |
最低投資額 | 10万円 |
優先劣後構造 | 劣後出資10〜20% |
注意点としては、最低投資額が10万円(1口)であるため資金が少ないうちは分散投資がしにくいというデメリットがあることです。わかちあいファンドは投資資金をあらかじめ指定の口座に入金しておくデポジット方式であるため、配当金は専用投資口座に入金されます。配当分を再投資するためには配当が10万円を超えるか、不足分を追加入金しなければなりません。
日本プロパティシステムズはどんな会社?
わかちあいファンドを運営する株式会社日本プロパティシステムズは滋賀県大津市に本社を置き、滋賀、京都で初となる不動産特定共同事業許可を受けた事業者です。
日本プロパティシステムズの事業内容
○ 不動産投資運用事業
長期戦略事業・・・長期的視点から、地域社会の発展を図る「まちづくり」
- 賃貸マンション経営
- 太陽光売電事業
不動産ファンド事業・・・地方創生の一端を担う
- 不動産特定共同事業「わかちあいファンド」
宿泊事業・・・訪日外国人の増加と空き家の増加というミスマッチを改善する民泊事業
- 民泊事業(住宅民泊事業法および旅館業法に基づく)
プロパティマネジメントと建物管理事業・・・アパートや賃貸マンションの資産管理
- 家賃管理、入居更新手続き
- 共同住宅の維持管理サービス
○ 不動産売買・仲介事業
分譲事業
- 大阪市内へ通勤可能な京都市内、大津市、近江八幡市中心に分譲地を提供
テナント情報館
- 飲食、物販、アパレル、医療など幅広いジャンルの専門店情報をデータベース化
テナントシーリング
- 店舗開発・出店業務のアウトソーシング
賃貸住宅の仲介
- 大手賃貸不動産仲介会社のFCとして、賃貸住宅を仲介
○ 海外事業
投資コンサルティング
- 上海に進出する日系企業を対象に、事業コンサルティングや駐在員向け賃貸住宅の仲介業務を展開
わかちあいファンドの特徴とメリット
わかちあいファンドの特徴をまとめました。
滋賀の不動産業者が選んだ地元の物件
地方創生の一端を担いたいとの志で立ち上げたわかちあいファンドの対象不動産は京都、滋賀の物件が中心になります。不動産クラウドファンディングでは物件の種類にかかわらず関東圏の物件が圧倒的に多く、立地の分散が難しいと感じています。わかちあいファンドは京都、滋賀をはじめとした関西圏の不動産を対象とするため、立地の分散に寄与します。
ファンド情報には対象不動産が明確になっており、どこにあるどんな建物なのかが公開されます。
出資の安全性を高めるしくみ
優先劣後構造を採用し、10〜20%程度までの元本・分配金の損失はまずわかちあいファンド負担するため、投資家の元本の安全性・分配金の安定性を目指しています。
「優先劣後構造」とは、ファンドの運用結果が赤字に終わった場合でも、まずは劣後出資者(運営者)に対して損失を負担させ、劣後出資者の出資負担額を超えてしまう損失額についてのみ、優先出資者(投資家)が損失を負担する構造を言います。
わかちあいファンドではこの構造を採用することで、投資運用期間中に予定していた賃料収益が上がらず、取得した不動産の元本価値も下がって元本が毀損してしまったような場合でも、投資家の出資元本が毀損するリスクは低く抑えられています。
インカムゲイン型はマスターリース契約
インカムゲイン型(賃料収入をもとに利益を分配するタイプ)はテナントとマスターリース契約を結んで空室リスクを低減しています。
出資方法
ファンドへの出資手順は以下の通りです。2021年3月31日までに投資家登録すると1000円プレゼントキャンペーンを実施中なのでこの機会にぜひ登録してみてください!
1. 会員登録
会員登録ページから メールアドレスとパスワードを登録すると認証メールが来るので本文中のリンクをクリックして会員登録完了。
2. 投資家情報登録
投資家登録ページから本人確認情報を入力します。
※本人確認のための身分証明書として運転免許証など2点が必要
※身分証明書に記載されている住所と出資者情報に記載する住所は一致すること
3. 本人確認ハガキ到着
本人確認ハガキが簡易書留・転送不要郵便で郵送される
4. 本人確認キーの登録
ハガキを開封すると表示されている、本人確認キーをマイページで登録完了
5. 口座入金 & 投資申込
投資家登録完了後、払出口座を登録すると自分の専用口座が開設されます。この口座に投資用資金を入金すればファンドに申込可能
まとめ
わかちあいファンドの特徴をまとめました。
ポイント
- 営業者の株式会社日本プロパティシステムズは滋賀県で不動産特定共同事業許可第一号
- 地元の不動産事業者が選んだ物件に投資できる
- 優先劣後方式を採用するため元本毀損リスクが小さい
- インカムゲイン型の物件はマスターリース契約により配当原資を確保