COZUCHI 銀座 EXITファンドⅡ のポイント
COZUCHIが新規募集する銀座 EXITファンドⅡ は、売買契約締結済みの物件(中銀カプセルタワービルの区分25戸)を対象不動産とするファンドです。ファンドの出口戦略が明確であり、短期・高利回りが魅力のEXITファンドを紹介します。
こんな方におすすめ
- COZUCHIの新規ファンドの概要を知りたい(優先枠あり)
- EXITファンドってどんなファンド?メリットは?
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ファンド概要と魅力
COZUCHI 銀座 EXITファンドⅡ の概要をまとめました。
2022年3月14日 19:00募集開始(抽選)
対象不動産 | 中銀カプセルタワービル(区分) |
住所 | 東京都中央区銀座8丁目 |
募集額 | 9億円 |
予定分配率 | 10% |
運用期間 | 3ヶ月間 |
優先劣後構造 | あり(劣後出資:10%) |
最低投資額 | 1万円 |
タイプ | キャピタルメイン |
銀座 EXITファンドⅡ の対象不動産はすでに売買契約を締結しています。そのためキャピタルゲインがほぼ確定しており、リスクが小さいファンドといえます。
優先枠について
本ファンドは「銀座EXITファンド(第1弾)」に応募して落選した方向けの優先枠が設けられます。優先枠対象者の方が応募すると「銀座EXITファンド(第1弾)」に応募した金額を上限に当選確定とし、上限を超えた部分については抽選となります。
(例)第1弾銀座EXITファンドで30万円申し込んだが、落選した場合、第2弾(本ファンド)に50万円申し込みすると30万円分は当選確定、20万円分は抽選
EXITファンドの魅力
EXITファンドとは、すでに売却契約を締結した事業完了間際のタイミングで募集を行うファンドです。すでに事業収支も確定しており、キャピタルゲイン重視型でありながら、より正確にリスクや利回りを提示することが可能なため、投資家サイドも安心して投資できる設計となっています。
EXITファンドは売買契約が解除となるリスク、不動産保有に関わる災害リスクや、倒産リスク等が存在し、リスクがゼロになるわけではありません。したがって、配当利回りの予定割れや、元本毀損の可能もゼロではないことにご注意ください。
EXITファンドのイメージ
EXITファンドと一般的なファンドを比べたイメージ図は以下のようになります。
EXITファンドでは「運用&売却活動」が終わった段階でファンドを募集するため
- 売却先が見つからないリスクが抑えられる
- より正確にリスクや利回りを提示できる
- 決済日の予定が決まっている(早期決済あり)
というメリットがあります。
対象不動産の売買契約書の概要は下記のようになっています。
本契約は手付金を受領しておらず手付解除期日の設定がないため、買主からの売買契約解除はないという特徴があります。そのため、2022年6月27日の決済日(最終期日)を待つファンドとなっています。
>>銀座 EXITファンド(第1弾)の調査記事はこちら
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COZUCHI 銀座《EXITファンド 》を調査
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優先劣後構造の採用
銀座 EXITファンドⅡ は営業者が10%出資をする優先劣後構造の採用を予定しています。そのため、何らかのアクシデントが発生して売買契約よりも低い売却額になったとしても、まずは劣後出資分から損失が確定していきます。
売買契約済みのEXITファンドであるため元本既存のリスクは小さいのですが、優先劣後を採用してさらに安全性を高めています。
高い利回り
本ファンドはインカムゲイン0.1%、キャピタルゲイン9.9%の合計10%(年利換算)を分配する予定です。一般的な不動産投資クラウドファンディングの利回りは3〜7%程度であるため、本ファンドの予定利回り10%は高利回りであるといえます。
>> COZUCHIの特徴とメリットは?事業者の調査記事はこちらから
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対象不動産の立地調査
銀座 EXITファンドⅡ の対象不動産は中銀カプセルタワービルの区分所有25戸です。第1弾のEXITファンドとあわせて50戸になります。
ご存知の方も多いと思いますが、中銀カプセルタワービルは建築家の黒川紀章がデザインし、1972年に竣工した11階建てと13階建てのツインタワーです。一つ一つが区分所有である140個のカプセルを組み合わせており、メタボリズム思想の建物として有名です。
老朽化のため今後をどうするか議論の結果、2021年3月に敷地売却が決定し、現在は住人の退去と区分所有のカプセル売却が進められています。
黒川設計事務所と正式協定
COZUCHIを運営するLAETOLI社は前回ファンド募集時より、中銀カプセルタワービルのカプセル部分を保存し後世に残すことについて検討しており、2021年12月20日に黒川紀章建築都市設計事務所とデジタルにて保存に取り組む協定を正式に締結しました。
この協定により、黒川紀章建築都市設計事務所からオリジナルな図面等の様々なデータが提供され、デジタル保存においてLAETOLI社が独自に取り組むことになります。
→詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000036894.html
最寄駅と利用状況
最寄駅はJR山手線・京浜東北線 新橋駅 徒歩7分です。それ以外に東京メトロ日比谷線 東銀座駅 徒歩8分、ゆりかもめ・都営大江戸線 汐留駅 徒歩8分も利用可能です。
JR新橋駅の2019年の1日平均乗車人員数は278,334人であり、利用者は5年前比109.6%、10年前比112.2%と大幅増加傾向です。
次に新橋駅から東京都内主要駅へのアクセスを調査しました。
行き先 | 乗換回数 | 所要時間 |
東京駅 | なし | 5分 |
品川駅 | なし | 5分 |
新宿駅 | 1回 | 20分 |
渋谷駅 | なし | 15分 |
新橋駅については説明するまでもありませんが、東京都内の主要駅に30分以内のアクセスが可能で利便性が高い立地です。
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まとめ
COZUCHI 新規ファンド 銀座 EXITファンドⅡ は10%という高い利回りでありながら、すでに事業収支が確定しているため正確な利回りの提示が可能でリスクも限定的であることが魅力です。
ポイント
- 予定利回り10%、運用期間3ヶ月の好条件ファンド
- すでに売却先が決まっているEXITファンド
- 優先劣後構造を採用し、万が一の場合の元本毀損リスクを低減
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