COZUCHIとは
LAETOLI株式会社が運営する不動産特定共同事業法に基づく不動産クラウドファンディング「COZUCHI」の魅力やメリットを調査しました。2022年11月5日現在、59ファンドをリリースしているCOZUCHIは元本毀損のリスクを低減しつつ、配当利回りに上限を設けていないため高利回りになるファンドが多いというメリットがあります。
ポイント
- 高利回りファンドがあり、配当を期待できる
- キャピタルゲインを一定の分配方針に基づいて上限なしに配当
- 募集額が大きいため出資しやすい
- 元本毀損リスクを低減する仕組みがある
- 新規会員登録でAmazonギフト券プレゼント
COZUCHIの基本情報
COZUCHIは投資家から集めた資金で不動産を取得し、運用することで得られた利益の一部を配当として還元する不動産特定共同事業に基づくファンドです。2019年7月に第1号ファンドをリリース、2022年11月時点で59ファンドが組成されています。
※下記まとめは執筆時点(2022.11.5)で開示されている情報に基づく内容で、今後変更される可能性があります。
営業者 | LAETOLI株式会社 |
ファンドの種類 | 不動産特定共同事業 |
サービス開始 | 2019年7月 |
予定利回り | 〜20% |
最低投資額 | 1万円 |
優先劣後構造 | あり |
COZUCHIでは1万円から出資が可能になっています。管理人のように不動産クラウドファンディングへの投資額がそれほど大きくない初心者にとっては、分散投資しやすくなるため非常に助かります。
▼ 2022年11月17日から新規ファンド募集開始!
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LAETOLIはどんな会社?
COZUCHIを運営するLAETOLI(ラエトリ)株式会社(旧・SATAS)は東京都港区南青山に本社を置き、不動産特定共同事業の黎明期より参入してきた事業者です。
LAETLIの不動産特定共同事業に関する沿革をまとめました。
- 1995.5 株式会社サタスインテグレイト設立
- 2005.3 不動産特定共同事業(東京都知事第60号)登録
- 2008.3 不動産特定共同事業法に基づく『ゆうゆう俱楽部』ローンチ
- 2019.9 不動産クラウドファンディング『WARASHIBE』ローンチ
- 2021.9 『WARASHIBE』から『COZUCHI』へリニューアル
LAETOLI株式会社のSTATEMENT(声明)では
”「不動産」や「金融」にはじまり、「建築物」や「アート」、リアル空間はもちろんのこと、メタバースに至るまで。
私たちは、次の時代に託すべき「価値」に光をあて、経済合理性を超えて、世界中の誰もが、公平・公正に「価値」と「富」を共有することができる環境をつくり続けます。”
となっており、単なる経済合理性だけを見るのではなく、次世代の価値を見据えること・誰もが価値と富を共有できる環境を作ることという大きな視点に立って経営されていることがわかります。
詳細は後述しますが、COZUCHIでも投資家とフェアに利益を分配するために「リターンの上限を設けない配当」を掲げています。
COZUCHIの特徴とメリット
管理人がCOZUCHIをお勧めする理由であるメリットと特徴をまとめました。
リターンの上限を設けない配当 → 高利回り
COZUCHIでは、キャピタルゲイン重視型・インカムゲイン重視型どちらのファンドであっても、
COZUCHIの利回りランキング
これまでに運用が終了したファンドの中から、年換算利回りが高かったランキングを作成しました。
ファンド名 | 利回り | 運用期間 |
練馬区 武蔵関Ⅰ | 283.5% | 13日 |
世田谷区 砧 EXITファンドⅠ | 110.5% | 28日 |
品川区 五反田Ⅱ | 63.1% | 39日 |
渋谷区 恵比寿 EXITファンドⅠ | 62.2% | 46日 |
六本木事業用地 | 36.3% | 71日 |
過去最高利回りは238.5%の練馬区 武蔵関Ⅰファンド、2位は110.5%の世田谷区 砧 EXITファンドⅠと続きました。COZUCHIは「高利回り」という点ではどのサービスにもひけをとりません。
管理人の実績
最も利回りが高い「練馬区 武蔵関Ⅰ」には管理人も出資しており、13日間の運用で約1万6000円の配当を受け取りました。
出資額 :200,000円
分配金 :20,193円
源泉徴収:4,123円
振込額 :16,070円
全てのファンドが高利回りになるわけではありませんが、既存会員に先行募集をかけることもありますので、この機会に会員登録をして次のチャンスに備えましょう!
募集額10億円超の大型ファンド
COZUCHIの特徴として、募集額が億単位の大型ファンドが頻繁に募集されることが挙げられます。
多くは誰でも知っている有名な立地の開発案件などで、後述するように1万円から投資が可能でありながら大型プロジェクトに参画するような不動産投資の醍醐味を味わうことができます。
募集額が大きいファンドのもう一つのメリットとしては、先着式であれば出資のチャンスが大きく、抽選式であっても当選確率が高くなることです。
人気の不動産クラウドファンディングでは募集開始から1分以内に売り切れたり、抽選の倍率が10倍以上といった状況になることがあります。出資すること自体が困難なサービスもありますので、出資のチャンスが大きい大型ファンドは魅力の一つと言えます。
COZUCHIの大型ファンドランキング
過去に募集されたファンドの中から募集額が大きかった順に5位までを紹介します。
ファンド名 | 募集額 | 想定利回り |
代々木公園事業用地 | 36.0億円 | 10.0% |
湯島事業用地(フェーズ1) | 22.0億円 | 6.0% |
渋谷駅前開発PJ(フェーズ1) | 15.7億円 | 9.0% |
虎ノ門開発PJ(フェーズ1) | 15.0億円 | 4.0% |
自由が丘一棟ビル(フェーズ1) | 12.0億円 | 5.0% |
募集額No.1の代々木公園事業用地ファンドでも応募率は100%を超えました。管理人は「さすがに36億円は厳しいのでは・・・」と思っていましたがCOZUCHIの人気は想像以上でした。
1万円から不動産投資が可能
不動産特定共同事業法を活用することで、数十億円の不動産への投資でも、1万円から投資をすることが可能です。
管理人が不動産クラウドファンディングを始めたばかりの頃は予算がそれほど多くなかったのですが、一方で分散投資もしたいという希望があり、1ファンドあたりの予算が小さくなりがちでした。そんな時に最低投資額が1万円のファンドは選びやすく、投資対象不動産やエリアの分散に役立ちました。
不動産のプロが厳選した物件が投資対象
ファンドの対象不動産は立地、収益性、将来性から不動産のプロが厳選し、運用を行います。
COZUCHIで投資する場合、投資家は不動産の直接的なオーナーとはならず、事業者が不動産の物件管理や入居者対応、経費等の管理を行います。投資家は案件を選択し出資金を振り込んだ後は、運用期間が終了した際に運用結果に基づく配当を受け取るまで、物件管理や損益管理をする必要はありません。
出資の安全性を高めるしくみ
優先劣後構造を採用し、元本・分配金の損失はまずCOZUCHIが負担することで元本の安全性・分配金の安定性を目指しています。
「優先劣後構造」とは、ファンドの運用結果が赤字に終わった場合でも、まずは劣後出資者(運営者)に対して損失を負担させ、劣後出資者の出資負担額を超えてしまう損失額についてのみ、優先出資者(投資家)が損失を負担する構造を言います。
WARASHIBEではこの構造を採用することで、投資運用期間中に予定していた賃料収益が上がらず、取得した不動産の元本価値も下がって元本が毀損してしまったような場合でも、投資家の出資元本が毀損するリスクは低く抑えられています。
最短15分で投資が可能
COZUCHIでは思い立ったときすぐに、スマホから簡単に投資が可能です。eKYCを利用して本人確認することができるためインターネット上で投資家登録が完了し、新規登録からはじめても最短15分で不動産投資を始めることができます(審査状況により所要時間は前後します)。
また、契約書類も全て投資家マイページにて管理できるので、ファイリングの手間や書類紛失の心配もなく、手軽で利便性の高い不動産投資を行うことができます。
ファンドへの出資手順
- 名前やメールアドレスなどの基本情報を入力し会員登録申請を行う
- 本人確認などを行って出資者登録を完了(eKYCの利用が可能)
- ファンドを選んで出資申込(抽選方式、先着方式)
- 出資が決まれば契約を締結
- 出資金を振り込み
- 運用開始→償還・配当
>> まずは投資家登録から!
いつでも換金可能
投資期間中に現金が必要となった場合は、マイページの換金申請から手続きをすることで いつでも換金可能です。換金制度は買取保証とは異なり、換金金額は出資金額を基本としつつも、換金申請時の公正な価格での換金となります。
換金手続きには事務手数料3~5.5%がかかるため、最終手段と考えておいた方が良いと思います。あくまで「投資は余裕資金」を前提として余裕を持った資金計画を立ててください。また、リーマンショック等の金融危機などが生じた場合は換金制度を緊急停止する可能性があることにもご注意ください。
まとめ
COZUCHIの特徴をまとめました。
COZUCHIのポイント
- 運営は不動産特定共同事業の黎明期から事業を行うLAETOLI株式会社
- 既に59のファンドをリリース、これまでにデフォルトなし
- プロが厳選した対象物件に投資
- 優先劣後方式を採用するため元本毀損リスクが小さい
- リターンに上限無く、過去には予定を大幅に上回った実績あり
- 利回りランキング1位は283.5%(年利換算)
- 大型案件が多数、過去最大の募集額は36億円