72CROWD.の魅力
管理人は新しいサービス「72CROWD.(ナナニークラウド)」に登録しました。登録に当たって特徴やメリットを調査しましたのでご紹介します。すでに3ファンドをリリース、4号ファンドも準備している72CROWD.は大東建託を親会社とする運営会社、優先劣後構造による元本毀損のリスク低減が魅力のサービスです。
72CROWD. のポイント
- 大東建託を親会社にもつ株式会社インヴァランスが運営
- マンション開発の実績が豊富、自社開発物件を運用
- 優先劣後出資を採用するため元本毀損リスクが小さい
- 築浅マンション1室を運用するファンドとしては高利回り
▼ 1月4日から新規ファンド募集開始!
不動産クラウドファンディングでは出資元本の保証は禁じられています。また、表示されている「利回り」はあくまで想定であり、「利回り」も保証されていません。出資にあたっては「余裕資金」で「計画的に」投資することを心がけましょう。
72CROWD.の基本情報
72CROWD.は多数の投資家から出資を受けて現物不動産を取得し、賃料収入や売買等の取引から生じる利益を投資家に分配する仕組みです。2021年7月に第1号ファンドをリリースし、これまでに3ファンドが募集されました。
※下記まとめは執筆時点(2022.12.27)で開示されている情報に基づく内容で、今後変更される可能性があります。
運営者 | 株式会社インヴァランス |
ファンドの種類 | 不動産特定共同事業 |
サービス開始 | 2021年5月 |
予定利回り | 4.0〜5.0% |
最低投資金額 | 1万円 |
優先劣後構造 | あり |
「72CROWD.」では最低出資金額を1万円に設定しているため少額から出資が可能です(ただし、過去3ファンドと次回4号ファンドは最低10口=10万円から出資可能となっています)。少額から出資できることは投資を始めたばかりで投資予算が大きくない場合には、複数のファンド・サービスに分散して投資できるメリットがあります。
インヴァランスはどんな会社?
72CROWD.を運営する株式会社インヴァランスは東京都渋谷区代々木に本社を置き、東証プライム上場企業・大東建託株式会社の大東建託グループに属する会社です(大東建託(株)が100%株主)。
株式会社インヴァランスの事業内容
○ 用地仕入、物件企画、施工管理
- 自社開発物件として「ラグディア」「クレヴィスタ」を展開
- 安定した家賃収入を実現する最大要件は投資効率の高い土地であると考え、東京都心の駅近立地を厳選
- 誰もが使いやすいデザイン性と時代のニーズに沿った機能性を両立した物件を企画
- AI、IoTなどを導入したスマートホームを開発
- 建物の品質管理・工程管理を独自基準で施工し、長く品質を保ち続ける建物を開発
○ 物件の契約業務
- 顧客が物件情報や契約内容を不安なく納得できるように物件情報や法律に精通した専門担当を配置
- 幅広くさまざまな金融機関と提携しており、ベストな融資候補を提案
- 社会の要請にも応え電子契約に対応し、効率的な契約業務を遂行
○ 物件の販売、資産運用コンサルティング
○ 物件の契約業務
○ 物件の維持管理・修繕
○ 賃貸管理サポート
インヴァランスは用地取得からはじまり、設計、建設、販売、建物管理・賃貸管理まで一気通貫で行う不動産ディベロッパーです。これらの経験が不動産クラウドファンディングにおいても効果的であると思います。
72CROWD.を管理人が選んだ理由
管理人が72CROWD.に登録するに当たって調査したサービスの魅力とメリットをまとめました。
運営会社の信頼性は?
運営会社のインヴァランスは株式を100%大東建託が保有しており、大東建託グループに属しています。大東建託は東証プライム上場企業であり、資本金約290億円、社員数17,650名の大企業です。
大東建託グループでは「建設事業、不動産事業、その他事業にて、それぞれ重要な役割を担うグループ会社が連携し、各事業を一体的に運営」していることから、インヴァランスが運営する不動産クラウドファンディングにも大企業グループの連携のメリットが出ることを期待しています。
対象不動産の種類は?
72CROWD.では2022年12月27日現在、3号ファンドまで募集が終了、4号ファンドが募集準備中、1・2号ファンドは運用を終えています。
ファンドの対象不動産は以下の通り自社開発物件となっていますが、自社物件は不動産評価が正確に見積りやすく、賃貸・売却ターゲットも明確であるというメリットがあります。
ファンド | 対象不動産 |
1号 | LUXUDEAR高輪(築5年) |
2号 | CREVISTA代田橋(築2年) |
3号 | CREVISTA文京江戸川橋(築7年) |
4号 | CREVISTA中野落合(築3年) |
1〜3号ファンドはいずれもインヴァランスの自社開発マンションLUXUDEAR(ラグディア)・CREVISTA(クレヴィスタ)の1室を運用するもので、運用期間は3〜9ヶ月・利回りは5%でした。いずれの物件も築10年以内の築浅マンションであるため、高い入居率が期待されます。
4号ファンドも自社開発物件CREVISTA中野落合であり、運用期間12ヶ月・利回り4%となっています。
72CROWD.の魅力をまとめると?
72CROWD.の魅力をまとめました。
▼ 72CROWD.のポイント
(1)投資家が出資した元本を守る仕組み
72CROWD.では、投資対象不動産の運用による利益を出資者に配分しますが、投資家から優先的に分配されます。また、万が一損失が発生した場合に関しては、損失負担は運営会社の劣後出資分までは優先的に負担し、優先出資者の元本を出来る限り守られる仕組みとなっています。→優先劣後構造
(2)築浅マンションで4〜5%の想定利回り
72CROWD.の実績として利回り4〜5%に設定されています。大手銀行の定期預金や国債と比べて高いのはもちろんのこと、築浅マンションの1室を1年未満の期間で運用するファンドとしては他サービスと比較しても十分に高い利回りであるという印象です。管理人は投資実績を公開していますので、他のサービスとも比較してみてください
▼ 管理人の投資実績はこちら
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(3)運営会社の信頼性の高さ
運営会社は東証一部上場の大東建託株式会社が親会社です。不動産取引の実績、賃貸管理の実績も多数ありますので、安心して運用を任せることができます。
(4)少額から投資が可能
ファンドによるものの最低出資金額は1万円からの設定となっており、不動産投資が初めての方でも少額から始めることができます。過去ファンドは最低出資金額が10万円(10口)でしたので、今後の動向に注目したいところです。
(5)所在地、収益性、マーケティング情報などを加味したプロ厳選の対象物件
プロ厳選の物件であれば、ファンド運用終了時に物件を売却できないリスクが低減されます。
(6)入居率が96.15%(2021年6月現在)という高い入居率を実現
入居率が高いため、空室の発生により家賃収入が得られないリスクが低減されます。
▼ 72CROWD. 4号ファンドにも注目
出資〜配当までの流れ
ファンドへの出資〜配当までの流れは以下の通りです。
- ホームページの「会員登録」からメールアドレスで仮登録
- 仮登録完了後、メールで送付される本登録用URLにて必要事項記入
- 本人確認資料と登録用口座資料を提出(スマホからも可能)
- 本人確認コードをメールもしくは簡易書留で送付
- マイページにログイン、本人確認コードを入力 → 登録完了
- ファンドを選択、契約成立前書面・重要事項等説明書を確認して応募
- マイページより「入金口座」に入金期日までに出資金を振込
- 運用開始
基本的な手順は他社不動産クラウドファンディングと同じなので慣れている方は問題ないと思います。不動産クラウドファンディングの登録が初めての方は、免許証・保険証・銀行情報のコピーやスクリーンショットが必要になりますので、手順をよく読んで手続きしてください。
まとめ
72CROWD.の魅力とメリットを調査した結果をまとめました。
72CROWD. のポイント
- 運営は大東建託を親会社にもつインヴァランス
- マンション開発の実績が豊富、自社開発物件を運用
- 優先劣後出資を採用するため元本毀損リスクが小さい
- 築浅マンション1室を運用するファンドとしては高利回り