2021年9月の不動産クラウドファンディング 投資結果
2021年9月 不動産クラウドファンディングの投資結果を報告します。月間配当額、年換算利回りなどを公開し、これから不動産クラウドファンディングを始めようと考えている方に投資額と配当のイメージを持っていただければと思います。管理人が9月に出資したファンドと投資額も紹介します。
こんな方におすすめ
- 不動産クラウドファンディングに興味がある
- 実際の投資額や配当実績を知りたい
2021年9月に出資したファンド
サービス | ファンド | 投資額 |
COZUCHI | 六本木 事業用地 | 60万円 |
COZUCHI | 品川駅前 再開発エリア | 20万円 |
わかちあいファンド | わかちあい銀閣寺道② | 10万円 |
OwnersBook | 千代田区オフィス用地 | 5万円 |
不動産クラウドファンディングは事業者がリスク対策をとっていますが、元本の保証がないことに加えて様々なリスクが存在します。投資は余裕資金で、慎重な判断のもとにおこないましょう。
2021年9月 不動産クラウドファンディング収支
2021年9月末時点の投資額と月間収支は以下のようになりました。
9月単月の投資残高は約737万円、税引後配当額は37,821円、2021年平均投資残高は約741万円、平均月額配当(税引後)は19,459円となりました。この配当額は平均出資残高に対して3.15%に相当します。
9月末も2021年の目標投資額である月平均投資残高700万円を維持できました。引き続き、「投資は余裕資金で」の鉄則にしたがって計画的に出資していきたいと思います。
償還を迎えたファンドの運用実績
9月に償還を迎えたファンドの運用実績を検証します。ここでは、単に配当があったファンドは除き、元本の償還があったファンドを取り上げます。
利回りは管理人自身の配当額(税引前)に基づき、運用期間を考慮して年換算利回りを計算しています。そのため各サービスの公式発表と誤差が出る可能性がありますのでご承知おきください。
Rimple
9月のRimpleは1つのファンドで償還があり、利回りが確定しました。
ファンド名 | 出資額 | 利回り(年換算) |
Rimple's selection #11 | 100,000 | 3.9% |
運用期間6ヶ月、利回り3.9%ともに予定通りでした。Rimpleは東証一部上場のプロパティエージェント株式会社が運営している点が安心して投資できる理由のひとつになっています。
FANTAS funding
9月のFANTAS fundingは1つのファンドで償還がありました。
ファンド名 | 出資額 | 利回り(年換算) |
FANTAS check PJ-108 | 100,000 | 4.0% |
FANTAS check PJ108号ファンドは対象不動産が大阪市の案件ということもあり投資していました。運用期間は122日の予定が92日と早期償還になりましたが利回りは予定通りでした。
COZUCHI
9月のは1つのファンドで償還があり、利回りが確定しました。
ファンド名 | 出資額 | 利回り(年換算) |
神奈川県 武蔵新城Ⅰ | 200,000 | 24.1% |
神奈川県武蔵新城 Ⅰ ファンドは想定利回り10%、運用期間6ヶ月となっていましたが、運用期間97日で早期償還となりました。それでも利回り24.1%は十分な配当で、金額ベースで見ても想定配当金を上回りました(10%、6ヶ月で1万円あたり500円に対して、24.1%、97日で640円)。
Jointo α
9月、Jointo αでは1つのファンドで償還があり、利回りが確定しました。
ファンド名 | 出資額 | 利回り(年換算) |
長崎SC | 300,000 | 3.8% |
運用期間12ヶ月、利回り3.8%ともに予定通りとなり、30万円を出資していた管理人の手取り配当(税引後)は約9000円になりました。
X-Crowd
9月、X-Crowdでは1つのファンドで償還があり、利回りが確定しました。
ファンド名 | 出資額 | 利回り(年換算) |
すみ蛍おぼろ | 200,000 | 4.0% |
運用期間18ヶ月、利回り4.0%ともに予定通りとなり、20万円を出資していた管理人の手取り配当(税引後)は約9600円になりました。
FUELオンラインファンド
9月、FUELオンラインファンドでは1つのファンドで償還があり、利回りが確定しました。
ファンド名 | 出資額 | 利回り(年換算) |
ADW米国不動産ファンド4号 | 40,000 | 13.3% |
運用期間6ヶ月、予定利回り5.0%でしたが最終利回りは13.3%となりました。これは、本ファンドがドル円の為替レートの影響を受ける設定のファンドであり、運用開始時1ドル=104.81円であったレートが、運用終了時は109.70円になったことが理由です。
為替レートの影響を受けることでリスクも大きかったのですが、幸運にもリターンが大きくなる結果でした。出資額は40,000円に抑えていたので高額配当にはなりませんでしたが、管理人の総出資額のなかでリスクを考慮すれば妥当な投資額だったのではないか、と思っています。
2021年9月のまとめ
2021年9月はこんな月でした。
ポイント
- 新しく4つのファンドに合計95万円出資
- 8月末時点の出資残高は約737万円(年初の目標700万円)
- 6件の償還あり、予定利回りを下回るファンドは無かった
- COZUCHIのファンドは年換算利回り24.1%を達成