不動産ファンド調査

【事業者調査】Rimple(リンプル) の特徴と評判を調査

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Rimple(リンプル)のポイント

東証一部上場企業のプロパティエージェント株式会社が運営する不動産特定共同事業法に基づく不動産クラウドファンディング、Rimple(リンプル)の特徴や評判を調査しました。

事業者としての調査に加えて、現在募集中の1号ファンドの調査も行いました。

 

ココがポイント

  • 運営会社は2004年設立、東証一部上場(コード:3464)プロパティエージェント株式会社
  • 不動産特定共同事業法に基づくファンドなので投資対象が明確
  • 優先劣後方式を採用するため元本毀損リスクが小さい
  • 最小出資単位は1万円なので予算が少なくても投資可能
  • 出資確定後の入金なので投資資金に無駄がない
  • 各種ポイントから交換できるリアルエステートコインを使った投資が可能

 

>>Rimple(リンプル)に登録!

 

リンプルの基本情報

Rimple(リンプル)は、プロパティエージェント株式会社が運営する、2020年3月にサービスを開始した新しい事業者です。

 

現在、第1号ファンドが公開中なので、その詳細をもとにまとめました。

※下記まとめは執筆時点(2020.3.21)で開示されている情報に基づく内容なので、今後変更される可能性があります。

事業者 プロパティエージェント株式会社
ファンドの種類 不動産特定共同事業法に基づくファンド
サービス開始 2020年3月
予定利回り 〜10.0%
最低投資額 1万円
運用期間 6ヶ月(1号ファンド)
優先:劣後比率 70:30
株式上場 東証一部上場(証券コード:3464)
代表取締役社長 中西 聖
成立ローン総額(2020.3.21現在) 3600万円(1号ファンド)
投資家数(2020.3.21現在) 不明

 

プロパティエージェントは、不動産開発販売事業・プロパティマネジメント事業(賃貸管理・賃貸仲介・建物管理)・不動産クラウドファンディング事業を展開しています。

主に東京23区内・横浜地区を中心としてマンションブランド「クレイシア」「リクレイシア」を展開、その他、Web/ITサービスを運営しています。

 

プロパティエージェントはどんな会社?

プロパティエージェントは東京都新宿区西新宿に本社を置き、総合的な不動産サービス事業を行なっています。

 

事業内容

プロパティエージェント社は開発から販売、管理、リーシングまで、継続的な資産価値を生み出す投資用不動産事業を提供しています。

 

・資産運用型不動産販売:資産活用のための投資マンションの提案

・賃貸管理:入居者募集や賃貸契約手続きの代行、家賃の集金、クレーム対応、メンテナンス手配

・仕入開発:独自の指標で適正価格を算出し、用地・一棟を仕入

・ダイバーシティマンション:居住目的として都市型コンパクトマンションを企画・開発・供給

・マンション管理・賃貸仲介・売買仲介・投資用不動産買取

・Web / ITサービス:不動産投資TIMES、AIを活用したマンション価格相場情報サイト『ふじたろう』、住み方ラボ

 

ぐりーんりんく号
『ふじたろう』は当サイトでもAI査定として利用させていただいています!

 

リンプルの特徴

第1号ファンドは新宿区新宿5丁目の区分マンション(クレイシア新宿)を運用するもので、プロパティエージェントの不動産開発事業による物件と思われます。

1号ファンドを参考にRimpleの特徴をまとめました。

 

投資対象不動産

Rimple(リンプル)の特徴として、

  • 東証一部上場企業であるプロパティエージェントが、不動産開発の実績を基にクラウドファンディングに最適な物件を選定
  • 「リアルエステートコイン」で不動産投資ができ、「リアルエステートコイン」は他社の各種ポイントから交換可能

が挙げられます。

不動産クラウドファンディングは投資である以上、配当や元本が減少する(毀損する)リスクがあります。

それを運営する事業者が東証一部上場企業であることは財務基盤や万が一の事態への対応力などに信頼性や期待度が高くなります

 

また、「リアルエステートコイン」でポイントの活用という従来のサービスにはなかった新たな挑戦にも期待します。

現状ではセゾンカードの「永久不滅ポイント」のみですが、株主優待ポイントである「WILLs」も導入される予定になっています。

不動産クラウドファンディングの投資家は株へ投資している方も多いと思われますので、「WILLs」の導入は歓迎されるのではないでしょうか。

 

ぐりーんりんく号
管理人が株を保有する企業にも「WILLs」のポイントを付与するところがあります!

 

担保、保証

対象不動産の抵当権等の担保はありませんが、優先劣後構造をとっており、その比率は優先:劣後=70:30と劣後比率が高めなのが特徴です。

同じく不動産特定共同事業者であるCREALは劣後比率は10〜15%程度、FANTAS fundingでは20%であるためRimpleの劣後比率が高いことがわかります。

 

トップページの優先劣後方式の説明中には優先:劣後=70:30と記載されていますが、Q & Aにおいて出資比率は「個別ファンドごとに設定」となっているため、ファンドごとに確認する必要がありそうです。

 

投資対象が明確

Rimpleは不動産特定共同事業法に基づくファンドであるため、運用される不動産が明らかになっているという特徴があります。

投資家登録をしていなくともファンドの詳細、対象物件、物件概要(住所など)をホームページ上で確認できるので、情報開示は充実しています。

もちろん、投資家登録をすればさらに詳しい不動産調査報告概要を確認できます。

 

最低投資額が1万円、後払い方式

ファンドの最低投資額は1万円となっているため、管理人のように投資予算が小さい方でも分散投資が可能になります。

また、ファンドへの申し込み後に入金するため(後払い方式)、仮にクリック合戦に敗れたとしても投資資金を拘束されることがありません

ただし、申し込んだファンドごとに入金する必要があるので振込手数料無料の銀行口座を準備した方が賢明です。

 

リンプルの評判

ネット上でのRimple(リンプル)に関する評判を調査しました。

 

 

 

ぐりーんりんく号
興味を持っている方は多く、マネーフォワードとの連携やポイント活用が期待されています

 

不動産特定共同事業法に基づくファンド事業者はますます増加しており、各事業者が切磋琢磨して優良なファンド組成を期待します。

 

Rimple Selection #1ファンドのポイント

Rimple(リンプル)の記念すべき1号ファンドRimple Selection #1の対象不動産は新宿区に所在するマンション、クレイシア新宿です。

 

ココがポイント

  • 優先出資:劣後出資=70:30で元本毀損リスクを低減
  • 予定利回りは驚愕の10.0%!
  • 最寄の新宿三丁目駅の乗降人員数は5年前比150%超の大幅上昇

ココに注意

  • 募集分は優先出資であるが、抵当権等の担保はない
  • 抽選倍率は非常に高くなることが予想される

 

管理人の評価 

 

Rimple(リンプル)

 

Rimple Selection #1 新宿区マンションファンド概要

Rimple新宿区マンションファンドの概要を表にまとめました。

ファンドは優先・劣後方式を採用、優先出資:劣後出資=70:30であり、投資家の元本を守る対策が取られています。

 

出資総額 3600万円
募集額 2520万円
募集開始日時 2020年3月18日
予定利回り 10.0%
運用期間 6ヶ月間
最低投資額 1万円
決定方法 抽選方式

 

対象不動産の詳細

対象物件:クレイシア新宿 東京都新宿区新宿5丁目8-5

築年月 :2016年3月(築4年)

最寄駅 :東京メトロ(丸ノ内線、副都心線)・都営地下鉄 新宿三丁目駅 徒歩3分

 

立地調査

クレイシア新宿の周辺施設と最寄駅の利用状況を調査しました。

 

周辺施設

クレイシア新宿の周辺商業施設の一覧です。

  • ファミリーマート 新宿5丁目東店 (徒歩1分)
  • セブンイレブン 新宿5丁目靖国通り店 (徒歩2分)
  • まいばすけっと 新宿5丁目店 (徒歩2分)
  • スギドラッグ新宿1丁目店 (徒歩3分)
  • きらぼし銀行本店(徒歩1分)

コンビニ、スーパー、ドラッグストア、銀行など施設が徒歩3分以内に揃っていて生活利便性は高いと考えられます。

 

最寄駅=新宿三丁目駅の利用状況

最寄駅は東京メトロ・都営地下鉄 新宿三丁目駅 徒歩約3分と駅近が魅力の物件です。

新宿三丁目駅の2017年乗車人員数は東京メトロ(丸の内線・副都心線合計):82,082人で5年前比161.8%とかなり大幅な増加、都営地下鉄:35,916人で5年前比141.2%とどちらの路線も大幅増加傾向がみられます。

 

新宿三丁目駅からは東京駅まで乗り換え1回約30分、新宿駅まで乗り換えなし約5分、品川駅まで乗り換え1回約35分と東京の主要駅にアクセスが良好で、特に新宿へのアクセスが抜群な便利な立地と言えます。

 

まとめ

Rimple(リンプル)の調査結果は次の通りになりました。

 

  • 運営会社は東証一部上場のプロパティエージェント株式会社
  • 不動産特定共同事業法に基づくファンドなので投資対象が明確
  • 優先劣後方式を採用するため元本毀損リスクが小さい(1号ファンドは劣後出資30%)
  • 最小出資単位は1万円なので予算が少なくても投資可能
  • 出資確定後の入金なので投資資金に無駄がない
  • 各種ポイントから交換できるリアルエステートコインを使った投資が可能
  • 1号ファンドは利回り10.0%で大注目!

 

管理人はすでにRimpleに登録を完了しており、1号ファンドは10倍を超える倍率ですが「外れてもともと」という気持ちで出資申込する予定です。

 

Rimple(リンプル)

 

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