関西住み心地ランキングから大阪市について調査

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大阪市住み心地ランキング概略

ココがポイント

※ 本記事はSUUMO 新築マンション関西版の特集記事を参考文献として執筆しました。

”SUUMO 新築マンション”の企画・関西92市区住み心地ランキングでは、街の住み心地を左右する5つのポイントを市区別に調査しています。

今回、当サイトでは引越し先にあったら便利な施設を参考に、駅・小売店・病院の3つをピックアップして大阪市内の区をランキングし、今後の大阪市内の不動産投資エリアとして注目の区を予測しました。

3つのポイント

交通利便性=駅の数、生活利便性=小売店の数、医療環境=病院・診療所の数

注意

過去３年間にマンションの供給があった市区を中心にランキングを作成しているため、すべての街が対象とはなっていない。

当サイトではSUUMOが調査したそれぞれの項目の値を関西の平均値で割った指数として算出しました。

○○指数＝（駅の数、小売店の数、医療機関の数）÷（関西の平均値）

この指数により、その項目が関西の平均より何倍高いのかがわかります。

大阪市内で面積あたりの駅数が多い上位10区のランキングです（駅名が同じであっても住所の町名以下が異なる駅については別駅としてカウント）。

駅数の多さに加えて、資産価値の高さが評価された駅があることは不動産投資において重要な要素と考え、区名の欄の（　）には、関西で資産価値TOP10にランクインした駅を書き加えました。

今回のランキングと資産価値TOP10の両方にランクインした駅を持つ区は現時点で注目度が高いことを示し、今回のランキングのみに入った区はこれから注目すべきエリアと考えることができます。

資産価値TOP10についての詳細は下記記事をご覧ください。

もっと詳しく

駅数指数第1位の浪速区は関西の平均の約5.5倍の駅が存在し、その中には資産価値の高い駅第9位の桜川駅が含まれます。

駅数指数第2位の中央区は関西の平均の約4.7倍の駅が存在し、その中には資産価値第1位の北浜駅、4位の淀屋橋駅、10位の本町駅が含まれ、便利さと資産価値の高さの両方を満たしていると言えます。

続いては大阪市内で人口1万人あたりの小売店数が多い上位10区のランキングです。

ここでも、小売店数指数のランキングに関西で資産価値TOP10にランクインした駅を書き加えました。

小売店数指数第1位の北区は関西の平均の約1.6倍の小売店が存在し、さらに資産価値の高い駅第2位のなにわ橋駅、6位の大阪駅があります。

第2位の阿倍野区は関西の平均の約1.5倍の小売店が存在しますが、資産価値ランキングTOP10の駅はありません。

第3位は中央区で関西の平均の約1.5倍の小売店と、資産価値第1位の北浜駅、4位の淀屋橋駅、10位の本町駅が存在し、便利さと資産価値の高さの両方を満たしていると言えます。

最後は大阪市内で人口1万人あたりの病院・診療所数が多い上位10区のランキングです。

同じく、病院数指数のランキングに関西で資産価値TOP10にランクインした駅を書き加えました。