大阪の立地調査

【2019年】関西の街 資産価値ランキングを調査

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関西の街 資産価値ランキングの集計方法

本記事はSUUMO 新築マンション 関西版の特集記事を参考文献として執筆しました。

 

2021年9月の最新版の記事はコチラ ↓↓

【2021年9月】大阪の資産価値をリセールバリューから考察

*当サイトはアフィリエイト広告を利用しています*大阪の資産価値の高い駅を調査 2021年9月時点のリセールバリュー(RV)の比較により大阪の資産価値の高い駅を調査しました。本記事では2020年12月時 ...

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”SUUMO 新築マンション”の企画で関西の駅別資産価値ランキングが公開されていました。

この企画は関西の街ごとの資産価値をリセールスバリューという指標でランキングしたものです。

「リセールスバリュー(RV)」

=「築10年前後の中古マンション流通価格」÷「その物件の新築時の分譲価格」

リセールスバリュー(RV)は上式で表され、約10年前に分譲された新築マンションが中古物件として現時点で当時の何倍の価格で取引されているかを示しており、RVが高いほどそのマンションの資産価値が維持された(RV=1を超える場合は価格が上昇した)と考えられます。

 

注意

RVは過去の実績を表すもので、今後の資産価値を意味するものではない。

また、集計期間内に対象となった駅周辺で新築分譲や中古物件の流通が少なかった場合は集計の対象外となるため、すべての駅が対象とはなっていない。

 

 

BEST10に入った大阪の駅

まずは上位10位までに入った大阪の駅をピックアップします。

順位 駅名 RV
1位 北浜 1.47
2位 なにわ橋 1.44
4位 福島 1.33
4位 淀屋橋 1.33
6位 大阪 1.31
8位 野田 1.30
9位 桜川 1.27
10位 本町 1.26

上位にランクインした1位:北浜、2位:なにわ橋、4位:淀屋橋は隣り合った駅であることから、大阪の中心である中之島エリアの資産価値が高かったことがわかります。

 

また、同率4位:福島、8位:野田も大阪環状線の隣り合った駅で、中之島の西側に位置するエリアも人気が高いことを示しています。

 

10位以内の8駅はすべて大阪環状線の内側に位置することから、やはり大阪の資産価値が高いエリアは環状線内であることが明らかになりました。

ただし、上記注意にもあるようにRV(リセールスバリュー)は過去の実績であって将来の資産価値を表すものではないため、今後、これ以外のエリアに注目が集まる可能性は大きいと思います。

 

 

11位以降で注目の駅

10位以内ではないけれど、今後注目が集まるのではないかと狙っているエリアのうち100位にランクインした駅を挙げていきます。

特に大阪環状線の外側に位置する駅は赤字で示します。

順位 駅名 RV
12位 都島 1.19
40位 コスモスクエア 1.02
46位 江坂 1.01
69位 谷町四丁目 0.96
72位 堺筋本町 0.95

12位:都島駅はOsaka Metro 谷町線の駅で、梅田(東梅田駅)に2駅という利便性の高さがポイントです。

他線への乗り換え駅ではありませんが大阪環状線桜ノ宮駅も近隣にあるため通勤・通学に非常に便利です。

環状線の外側に位置するため、内側ほど高価格になっていないところも魅力です。

 

40位:コスモスクエア駅はOsaka Metro 中央線の始発・終着駅で、大阪市内としてはかなり相場が安いことが魅力です。

大阪万博の開催が決定しこの駅から会場となる夢洲への中央線延伸が決まっていることからさらに注目が高まる可能性があります。

 

46位:江坂駅も環状線の外側に位置しますが、Osaka Metro 御堂筋線で梅田まで約10分、新大阪まで約5分というアクセスの良さがポイントです。

駅周辺は商店・飲食店が充実しているため、若者を中心に以前から人気のエリアです。

 

69位:谷町四丁目、72位:堺筋本町は環状線の内側で決して相場が安いエリアではありません。

元々どちらかというとビジネス街のイメージが強いのですが、同様のイメージがあるすぐ近くの北浜駅(RV=1.47)や本町駅(RV=1.26)が上位にランクインしています。

北浜駅、本町駅の周辺はかなり価格が上昇してしまっていると思われますので、すぐ隣のエリアとしての魅力があります。

そして、谷町四丁目駅、堺筋本町駅はOsaka Metro 中央線の駅でありそれぞれ谷町線、堺筋線との乗り換え駅でもあるため、今後存在感を増すと予想する中央線のカギとなる駅ではないかと考えています。

 

 

まとめ

リセールスバリューの評価では環状線の内側、大阪の中心となっているエリアの開発が進んでいる駅が上位になりましたが、これから先10年後のRVランキングを予想した時、現時点では上位ではない駅が注目されている可能性はあります。

ReTechを活用したAI査定などを活用しながら、上記注目駅の詳細を報告していきます。

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