FANTAS check 新規募集ファンドのポイント
FANTAS check 41、42号は キャピタル重視型レジデンスファンドで、いずれも利回り4.0%、運用期間は120日です。
対象不動産の当サイト独自査定とAI査定の額を算出してファンドの比較検討を行いました。
ココがポイント
- 査定額の比較から管理人は42号ファンドを上位評価
- 優先出資額は当サイト独自査定、AI査定よりも低く、元本割れのリスクは小さい
- 優先出資:劣後出資=80:20で元本の安全性が向上
ココに注意
- キャピタル重視型のファンドで4.0%の利回りはやや物足らない
- 募集分は優先出資であるが、抵当権等の担保はなし
- 運用期間120日以内に対象不動産が売却できないときは延長(2年未満)の可能性あり
FANTAS check ファンド募集概要
ファンドの概要は以下の通りで、売買益を狙うキャピタル重視型ファンドであるため、運用期間は123日が予定されています(運用期間内に売却できない場合は2年未満の延長の可能性あり)。
募集開始日時 | 2019年10月11日 18:00 |
募集方法 | 先着順 |
予定利回り | 4.0% |
劣後出資比率 | 20% |
運用期間 | 120日 |
最低投資額 | 1万円 |
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41号ファンドの詳細
対象物件:ジェノヴィア東日本橋駅前グリーンヴィル
最寄駅 :都営浅草線 東日本橋駅 徒歩 1分、都営新宿線 馬喰横山駅 徒歩 1分、JR総武線 馬喰町駅 徒歩 5分
築年月 :2015年8月
専有面積:26.04㎡(壁芯)
JR馬喰町駅は乗車人員数が10年前比110.3%と大幅増加(2018年)。東日本橋駅も10年前比115.2%と大幅増加中(2018年)。
管理人の評価
42号ファンドの詳細
対象物件:フェニックス新宿夏目坂
最寄駅 :都営地下鉄大江戸線 若松河田駅 徒歩 4分、都営地下鉄大江戸線 牛込柳町駅 徒歩 4分
築年月 :2012年8月
専有面積:31.61㎡(壁芯)
若松河田駅は1日あたり乗車人員数が10年前比116.4%(2018年)、牛込柳町駅は1日あたり乗車人員数が10年前比114.9%(2018年)と両駅ともに増加傾向が顕著。
管理人の評価
対象不動産の査定額を比較!
今回取り上げた41・42号ファンドはキャピタル重視型であるため、対象物件の評価額が重要です。
当サイト独自の査定とAI査定を用いて各ファンドを比較しました。
当サイト独自査定の比較
当サイトの独自査定額を算出し、41号・42号ファンドの優先出資額や総額と比較してファンドの元本安全性を比べました。
ファンドNo. | 41号 | 42号 |
当サイト独自査定(万円) | 2865 | 3357 |
出資総額(万円) | 3430(119.7%) | 3410(101.6%) |
優先出資額(万円) | 2744(95.8%) | 2728(81.3%) |
当サイト独自査定に対して、どちらのファンドも出資総額は100%を超えましたが、42号は査定額とほぼ同額であり、41号は総額が査定額より大きいという結果になりました。
独自査定額に対する優先出資額はどちらのファンドも100%未満で、42号はより最低額よりも優先出資額が小さい結果でした。
41・42号どちらも優先出資額は査定額に対して100%未満であることから、対象不動産を優先出資額以上の金額で売却できる可能性は高いと推測します。
AI査定の比較
1つのファンドあたり3つのAI査定額を平均してAI査定としました(物件によってはAI査定の結果が得られなかったものもあったため、使用したAI査定サービスはファンドによって異なります)。
ファンドNo. | 41号 | 42号 |
AI査定(万円) | 2927 | 3054 |
出資総額(万円) | 3430(117.2%) | 3410(111.7%) |
優先出資額(万円) | 2744(93.7%) | 2728(89.3%) |
AI査定に対して、どちらのファンドも出資総額は100%を超えましたが、41号より42号ファンドの方がAI査定額と総額の差は小さくなりました。
AI査定額に対する優先出資額は100%を超えたものはなく、AI査定との比較においても、対象不動産を優先出資額以上の金額で売却できる可能性が高いと考えます。
当サイト独自・AIどちらの査定額に対して最も近い出資総額であった42号ファンドの評価が高いという結果になりました。
まとめ
FANTAS fundingのキャピタル重視型ファンドを最寄駅の利用状況と対象不動産の査定額の観点から比較しました。
以上より、今回同時募集の2ファンドの中では42号ファンドを上位と評価しました。