大阪の立地調査

関西の通勤電車 注目のランキング

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関西の通勤電車 ランキング1位は・・・

関西ではIR(統合型リゾート)や2025年の万博を控えて新駅・新線の開発が活発になり、駅の整備も進んでいます。

住まい探しとは切っても切れない関係である関西の鉄道路線を”SUUMO新築マンション”からピックアップしてランキング形式で紹介します。

新型コロナウイルスの影響で現地調査や内見なども難しい状況ですが、お家の中での調査活動のヒントになれば幸いです。

 

ココがポイント

住みたい沿線ランキング1位は阪急神戸線

利用者増加率ランキング1位は大阪モノレール

混雑率ランキング1位はOsaka Metro御堂筋線

ラッシュ時の電車運行本数ランキング1位は京阪本線

 

注目の沿線ランキング

不動産を選ぶとき、どの鉄道路線が利用可能かは重要なファクターの一つです。

不動産投資にも人気の沿線が利用可能か、これから人気が出そうな沿線に先行投資できないか、と考える上絵で重要な関西の鉄道路線で住みたい沿線ランキング、利用者増加率ランキング、混雑率ランキング、ラッシュ時運行本数ランキングをまとめました。

※SUUMO新築マンション関西 2020.3.17から作成

 

住みたい沿線ランキング

「住みたい沿線ランキング」は最大3沿線まで回答できる条件でインターネットによるアンケート調査した結果です。

 

順位 沿線
1位 阪急 神戸線
2位  JR 東海道本線
3位 Osaka Metro 御堂筋線
4位 阪急 京都線
5位 阪急 宝塚線
6位 京阪 本線
7位 Osaka Metro 谷町線
8位 JR 大阪環状線
9位 JR 山陽本線
10位 京都市営地下鉄 烏丸線

 

上位5沿線中3沿線が阪急電鉄の路線であり、阪急の人気の高さがうかがえます。

他2つの沿線はJR東海道本線とOsaka Metro御堂筋線というメジャー路線でした。

10沿線中京阪本線、JR山陽本線、京都市営地下鉄烏丸線を除く7路線が大阪駅(梅田駅、東梅田駅含む)に停車することが特徴的です。

 

利用者増加率ランキング

2015年度と2018年度の利用者の増減を沿線ごとに集計したランキングです。

 

順位 沿線 上昇率
1位 大阪モノレール +9.1%
2位 京都市営地下鉄 東西線 +7.3%
3位 山陽電鉄 本線 +6.1%
4位 京都市営地下鉄 烏丸線 +5.7%
5位 南海 本線 +5.3%
6位 JR 大阪環状線 +4.3%
7位 Osaka Metro 堺筋線 +4.1%
8位 Osaka Metro 中央線 +3.5%
9位 北大阪急行 +2.5%
10位 Osaka Metro 谷町線 +2.0%

 

利用者増加率No.1は大阪モノレール(9.1%)でした。

大阪モノレールは大阪市中心部から北に延びる6路線(阪急宝塚線、北大阪急行、阪急千里線、阪急京都線、Osaka Metro谷町線、京阪本線)と乗り換えが可能です。

この6路線のうち4路線(阪急宝塚線、阪急京都線、Osaka Metro谷町線、京阪本線)は住みたい沿線ランキング10位以内に入っており、大阪モノレールは人気路線との連絡が良好であることがわかります。

大阪モノレールは延伸計画が進んでおり、さらに4路線とアクセスする予定になっています(「大阪モノレール延伸計画」参照)。

 

2位〜4位は大阪府外エリア、5位〜10位は大阪府内エリアと分かれており、利用者増加率が高いのは大阪府外エリアであることを示しています。

大阪モノレールだけはこの例から外れて大阪府内に沿線を有しながら、利用者が高いため引き続き注目していきたいエリアです。

 

それ以外の大阪府内エリアの上昇率が低かったのは、既にかなり利用者が多く利用率が上昇しにくい事情があると思われます。

 

参考 大阪モノレール延伸計画

現在の大阪モノレールは豊中市の大阪空港駅から門真市の門真市駅までですが、延伸計画では門真市駅から南方向に門真南駅、鴻池新田駅、荒本駅、瓜生堂駅を新設し、大阪東部と大阪空港がダイレクトアクセス可能になります。

引用元:大阪府ホームページ 大阪モノレール延伸事業

現時点で6路線と接続する大阪モノレールの利用者が大幅に増加しており、さらに延伸によってOsaka Metro長堀鶴見緑地線、JR学研都市線、近鉄けいはんな線、近鉄奈良線と合計10路線に接続します。

目的地としても伊丹空港だけでなく、千里中央、万博公園(EXPO CITY)へのアクセスのために利用者は今以上の増えると思います。

 

 

混雑率ランキング

列車全体での混雑率ランキングです(階段やエスカレーターに近い号車ではより混雑している可能性があります)。

 

順位 沿線 混雑率
1位 Osaka Metro 御堂筋線 151%
2位 阪急 神戸線 147%
3位 近鉄 奈良線 136%
4位 南海 本線 132%
5位 神戸市営地下鉄 西神・山手線 124%
6位 京阪 本線 121%
7位 京都市営地下鉄 烏丸線 120%
8位 大阪モノレール 117%
9位 阪神 本線 110%
9位 JR 東海道本線 110%

 

混雑率の上位は、住みたい沿線ランキングでは上位、利用者増加率では下位の路線が多くなりました。

利用者増加率で考察した通り、混雑率が高い路線の利用者増加率は低く、元々利用者が多いために増加率は大きくなりにくいと考えられます。

 

ラッシュ時運行本数ランキング

ラッシュ時1時間あたりの運行本数のランキングです。

 

順位 沿線 運行本数
1位 京阪 本線 35本
2位 Osaka Metro 御堂筋線 27本
3位 JR 東海道本線 26本
4位 阪神 本線 25本
5位 阪急 神戸線 24本
6位 南海 本線 22本
7位 近鉄 奈良線 20本
8位 神戸市営地下鉄 西神・山手線 19本
9位 京都市営地下鉄 烏丸線 15本
9位 山陽電鉄 本線 15本

 

朝のラッシュ時運行本数上位には住みたい沿線ランキング上位が入っており、住みたいと思う路線は運行本数も多いという関係がありました。

一方、利用者数増加率ランキング上位の沿線はあまりランクインしておらず、利用者の増加に運行本数が追いついていない可能性が考えられます(利用者増加率1位の大阪モノレールは混雑率もランクインしています)。

 

 

まとめ

関西の通勤電車に関連するランキングをご紹介しました。

管理人は、利用者増加率が群を抜いて高く延伸計画や新型車両の増加計画がある大阪モノレール、運行本数ランキング1位で、住みたい沿線ランキングでも6位だった京阪本線に注目しています。

関西の資産価値の高い街ランキングと併せて住みたい街、住みたい沿線を考えてみてはいかがでしょうか。

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