WARASHIBEのポイント
株式会社SATASが運営する不動産特定共同事業法に基づく不動産クラウドファンディング「WARASHIBE」の特徴やメリットを調査しました。
すでに多数のファンドをリリースしているWARASHIBEは対象不動産の情報提供と元本毀損のリスク低減を徹底しています。
WARASHIBEのポイント
- 運営は不動産特定共同事業の黎明期から事業を行う株式会社SATAS
- SATAS社は「ゆうゆう倶楽部」のサービス名で不動産特定共同事業スキームの実績あり
- プロが厳選した対象物件に投資
- 対象不動産の情報開示を徹底
- 優先劣後方式を採用するため元本毀損リスクが小さい
- 物件取得から運用中の建物管理、収支の管理は不要
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【プレゼント内容】
対象者に2,000円相当のAmazonギフト券(コードタイプ)
【期間】
7/15〜8/31まで
【プレゼントの受渡方法と時期】
投資家登録時に登録したメールアドレス宛に9月中旬以降発送
【キャンペーン対象者】
以下の①②を満たした先着300名
①キャンペーン期間中に投資家登録完了(本人確認はがき記載の本登録パスワード入力まで完了)
②投資家登録時の登録メールのフォームより本キャンペーンにエントリー
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WARASHIBEの基本情報
WARASHIBEは投資家から集めた資金で不動産を取得し、運用することで得られた利益の一部を配当として還元する不動産特定共同事業に基づくファンドです。2019年7月に第1号ファンドをリリース、2020年12月時点で11ファンドが組成されています。
※下記まとめは執筆時点(2020.12.12)で開示されている情報に基づく内容で、今後変更される可能性があります。
営業者 | 株式会社SATAS |
ファンドの種類 | 不動産特定共同事業 |
サービス開始 | 2019年7月 |
予定利回り | 〜6% |
最低投資額 | 1万円 |
優先劣後構造 | あり |
これまでのファンドは最低投資額が10万円×5口=50万円と大きかったのですが、今後のファンドでは1万円から出資が可能になる予定です。
管理人のように不動産クラウドファンディングへの投資額が総額500万円程度の初心者にとっては、分散投資しやすくなるため非常にありがたいことです。
SATASはどんな会社?
WARASHIBEを運営する株式会社SATASは東京都港区南青山に本社を置き、不動産特定共同事業の黎明期より参入してきた事業者です。
SATASの事業内容
○ 不動産再生事業
- 不動産買取 ・・・賃貸稼働の低下した不動産などを買取
- バリューアップ・・・内装・外装工事の実施による不動産価値・収益性の向上
- 権利関係調整 ・・・借地、底地、共有持分など権利関係に配慮した交渉
- 不動産再販 ・・・インカム・キャピタルゲインを高め、再生
○ 不動産特定共同事業
- ゆうゆう倶楽部 ・・・2008年スタートのオリジナルブランド(2020年11月募集終了)
- ゆうゆう倶楽部の仕組み・・・100万円から東京の区分マンションに分散投資可能
- WARASHIBE ・・・2019年7月スタート
WARASHIBEの特徴とメリット
WARASHIBEの特徴をまとめました。
WARASHIBEの由来は、1本のわらをきっかけにわらしべ長者になり、長者になってからも、わら1本たりとも無駄にしなかった昔ばなし「わらしべ長者」からきています。
不動産のプロが厳選した物件が投資対象
ファンドの対象不動産は立地、収益性、将来性から不動産のプロが厳選し、運用を行います。
WARASHIBEでの投資する場合、投資家は不動産の直接的なオーナーとはならず、営業者の株式会社SATASまたは株式会社TRIAD(不動産会社)が不動産の物件管理や入居者対応、経費等の管理を行います。
投資家は案件を選択し出資金を振り込んだ後は、運用期間が終了した際に運用結果に基づく配当を受け取るまで、物件管理や損益管理をする必要はありません。
出資の安全性を高めるしくみ
優先劣後構造を採用し、元本・分配金の損失はまず営業者が負担することで元本の安全性・分配金の安定性を目指しています。
「優先劣後構造」とは、ファンドの運用結果が赤字に終わった場合でも、まずは劣後出資者(運営者)に対して損失を負担させ、劣後出資者の出資負担額を超えてしまう損失額についてのみ、優先出資者(投資家)が損失を負担する構造を言います。
WARASHIBEではこの構造を採用することで、投資運用期間中に予定していた賃料収益が上がらず、取得した不動産の元本価値も下がって元本が毀損してしまったような場合でも、投資家の出資元本が毀損するリスクは低く抑えられています。
また、投資家が十分な投資判断をできるように、物件画像、所在地、空室率や物件情報に加えて最寄駅などの周辺状況も徹底的にリサーチして開示します。
例えば、2020年12月12日現在募集中の11号ファンドは、区分マンション7室を運用するものですが、所在地、部屋番号、入居状況(稼働率)が会員登録せずとも確認できます。
登録はオンラインで完結、ペーパーレス
WARASHIBEはインターネット上で契約が完結すると同時に、投資の前後で紙の書類が一切発生しないため、実物不動産への投資で必要な売買契約書、各種書類の締結が不要なため手間がかかりません。
また、契約書類も全て投資家マイページにて管理できるので、ファイリングの手間や書類紛失の心配もなく、手軽で利便性の高い不動産投資を行うことができます。
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予定利回りを上回る可能性
WARASHIBEでは、キャピタルゲイン重視型・インカムゲイン重視型どちらのファンドであっても、
例えば2021年3月18日から募集された「神奈川県 武蔵新城 Ⅰ ファンド」の予定利回りは10%ですが、下図①の通り売却額が高かった場合は予定利回りを上回る可能性があります。
もちろん元本保証はなく、リスクも存在しますが、利回りが予定を上回る可能性もあるという魅力は大きいと思います。
出資方法
ファンドへの出資手順は以下の通りです。
- 名前やメールアドレスなどの基本情報を入力し会員登録申請を行う
- 本人確認などを行って出資者登録を完了
- ファンドを選んで出資申込(抽選方式、先着方式)
- 出資が決まれば契約を締結
- 出資金を振り込み
基本的な手順は他社不動産クラウドファンディングと同じです(新規登録から出資できるまで5~10日(営業日)かかるのでお早めに!)。
まとめ
WARASHIBE(わらしべ)の特徴をまとめました。
- 営業者は不動産特定共同事業の黎明期から事業を行う株式会社SATAS
- SATAS社は「ゆうゆう倶楽部」のサービス名で不動産特定共同事業スキームの実績あり
- プロが厳選した対象物件に投資できる
- 対象不動産の情報開示を徹底しているため、投資判断をしやすい
- 優先劣後方式を採用するため元本毀損リスクが小さい
- 物件取得から運用中の建物管理、収支の管理は不要なので、本業が忙しい方にも向く