Funds(ファンズ)はどんなサービス?
Funds(ファンズ)は2019年1月からサービスを開始した「貸付ファンドのオンラインマーケット」です。
運営会社の株式会社クラウドポートは、2016年11月に設立し、ソーシャルレンディング比較サイト「クラウドポート」を運営していました(※)。
※ソシャレン比較サイト「クラウドポート」は2019年1月17日付で株式会社ZUUへ事業譲渡され「クラウドポート」は「ZUU funding」として運営されています。
Funds(クラウドポート社)がファンドを組むのではなく、ファンドを組む事業者を厳選し、投資家に提供するという独自の仕組みを持っています。
なぜ今登録しようと思ったのか
Fundsは投資家の皆様には有名すぎるほどの事業者であり、1月のサービス開始時から知っていたのですが、管理人は不動産ファンドを中心に投資していたこともあり、様子見の状態が続いていました。
順調にファンドの提供がなされ、そのファンドの大部分は不動産系ファンドであり、一部のファンドは順調に運用を終了し、メリットが明確で評判もかなり高いことからこのたび(いまさら)登録をしようと決めました。
そして、評価が高い事業者の宿命とも言える「クリック合戦=ファンド開始すぐに満額成立してしまうためクリックの速さが出資の可否を決める戦い」の緩和措置としてファンド総額の一部を抽選式にするなど、投資家目線の改良を加えていることも理由です。
Fundsの詳細な特徴と評判について別記事で紹介していますのでご参考にしてください。
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Funds(ファンズ)のメリット
Fundsのメリットを簡潔に3点に絞って挙げます。
⑴ 手数料ゼロ、1円から投資可能
⑵ ファンドを組む企業や借り手企業はFundsの審査をクリアした事業者だけ
⑶ 複数の案件・ファンド事業者があるのでFunds一つで分散投資が可能
ポイント
(1)の 1円から投資可能であるため、配当金を再投資する場合に最低投資額未満の金額を無駄にすることがないこと
(2)の Fundsの審査をクリアした企業がファンドを組んだり借り手になるため、ファンドの安全性を高めていること
これらのメリットはこれから投資を始めようと考えている方にとって非常に大切なことであり、最大のメリットでもあります。
Twitterやブログで資産を公開している先輩諸氏は500万円、1000万円以上の資金を持っていますが、これから投資を始める方の多くはいきなり資金を500万円準備できる訳ではありません。
例えば、投資用資金50万円のAと500万円のBがいて、最低投資額が1万円・利回り4.0%(源泉徴収後3.2%)・運用期間1年間のファンドに5万円ずつ分散投資した場合の1年後の結果を比較します。
Aの場合
5万円ずつ、100個のファンドに投資 → 配当金は16万円、元本と合わせて516万円を次の年に投資
Bの場合
5万円ずつ、10個のファンドに投資 → 配当金は1万6000円、翌年投資できるのは51万円
このように、最低投資額が1万円だと、Bの場合は配当金のうち1万円しか翌年に投資できず、6000円が遊んでしまう状態になります。
そんな場合にもFundsであれば1円単位で投資できるのでBの場合でも51万6000円全てを投資に回すことができます。
もう一つの想定は、ファンドの運用が失敗し元本まで失われた場合です(利回り・運用期間は上記と同じ)。
Aの場合
5万円ずつ、100個のファンドに投資 → 1つのファンドが元本返済不能の場合、配当金は15万8400円、元本は495万円、合計510万8400円
Bの場合
5万円ずつ、10個のファンドに投資 → 1つのファンドが元本返済不能の場合、配当金は1万4400円、元本は45万円、合計46万4400円
もしBが5000円ずつ100個のファンドに投資していたとしたら、そのうち1つの元本が失われても損失を配当金で上回ることが可能です。
かなり極端な例を考えましたので、500万の資金があるAが5万円ずつ100個のファンドに投資はしないと思いますが、分散投資はとても大事で資金の少ないBが分散投資をするためには最低投資金額が小さい方が有利と言えます。
特にこれから投資を始める場合には少額から投資が可能で効率が良いことと、ファンドの安全性が高いことは最も重視すべきメリットだと考えます。
Fundsの登録手順
それでは、早速登録手続きを開始します。
新規会員登録
まずはメールアドレスの登録です。
Eメールアドレスとパスワードを入力したら、利用規約・プライバシーポリシーを読んで「新規会員登録する」のボタンを押します。
「入力されたメールアドレスに確認メールをお送りしました。確認メールに記載のURLをクリックすると、ご登録手続きが完了となります。」
と表示されるので、送られてきたメールに「メールアドレスを確認」のボタンがあるのでこれをクリックします。
会員登録はこれで終了、3分もかからないくらいですね!
口座開設の申し込み
続いての画面では”口座開設のお申込みは通常10分程度で完了”とのことなので「口座開設をする」のボタンをクリックします。
口座の名義が個人か法人かを選択します。(管理人は個人口座なので以降は個人口座を選択した場合の画像です)
「※一度設定すると後から変更することができません。」とのことなのでご注意ください。
最初に氏名・住所・電話番号等を入力し、投資家適合性の入力を行います。
投資は元本保証がないものなので、必ず余裕資金を運用するようにし、借入資金や生活資金での投資は絶対にやめましょう!
余裕資金とは?
余裕資金とは、仮に無くなっても現在の生活や将来のライフプランに影響を与えないお金です。
一般的には、貯蓄から突然必要になるお金(月収の6ヶ月分が目安)を引いた分と考えられています。
投資は元本の保証がなく、投資したお金が0円になってしまうリスクが存在するため、仮に無くなっても直ちに生活に影響しないお金=余裕資金で投資しなければなりません。
管理人は家計の貯蓄とは別の個人の貯蓄分から様々な投資を行っており、仮にその投資資金がなくなったとしても家計には影響が出ないようにしています。
最後に出金口座を登録しますが、Fundsへの入金(振込)手数料は投資家が負担なので、振込手数料が安いか無料になる銀行を登録しましょう(管理人は楽天銀行を利用して振込手数料を無料にしています)。
保存して次に進むと「重要書類への同意」が必要なので2つの同意書を確認して「 上記の内容を確認し、同意します。」にチェックを入れて保存して次へをクリックします。
ちなみに確認した重要書類はメールでも送られてくるのでしっかりチェックします。
本人確認書類の提出
本人確認書類は
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード(写真あり)
- 在留カード
- 健康保険証
- 印鑑登録証明書(発行から6ヶ月以内)
のいずれかが利用できます。 管理人は運転免許証を選択し、免許証の写真をアップロードしました。
マイナンバーの提出
ようやく最終段階にやってきました。
マイナンバーの提出には、写真ありのマイナンバーカードまたは写真なしの通知カードのどちらでも構いません。
マイナンバーを間違えないように入力し、写真をアップロードします。
管理人は通知カードで登録しました。
マイナンバー確認書類が手元にない場合、スキップして後から提出できますが、口座開設完了にはマイナンバーの提出が必須です。
お疲れ様でした、これで口座開設の申し込みが完了しました!
「ご本人様の住所確認のため、弊社から5営業日以内にウェルカムレターを発送いたします。到着まで今しばらくお待ちください。」 とのことなので、ウェルカムレターを待ちましょう。
ウェルカムレターの到着
数日で登録したメールアドレスに「ウェルカムレターを発送しました」というお知らせが届きます。
簡易書留の受け取りにはサインが必要なので発送した日を通知してくれるきめ細かいサービスも好感が持てます!
さらに1〜3日後、下の写真のようなウェルカムレターが届きます。
受け取りが完了すれば、「口座解説が完了しました」というメールが来るので、これで口座の開設は終了、投資が可能になりました。
お疲れ様でした!!
ここからは投資するファンドを選ぶ段階です。
当サイトではFundsが提供するファンドの調査も行っていく予定ですので是非ご参考にしてください。
>> 投資に興味を持ったら Funds に登録