大阪の開発プロジェクト

【2020年版】大阪の鉄道プロジェクト これからの10年

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大阪の鉄道プロジェクト年表

これからの10年間、2025年の大阪・関西万博開催、統合型リゾート(IR)誘致に向けて交通関連の様々なプロジェクトが計画されています。

近未来大阪の不動産価格の予測や立地調査の一環として鉄道プロジェクトを調査し、概略をまとめました。

 

大阪の鉄道プロジェクト

  • 関西国際空港、大阪駅、新大阪駅エリアの鉄道網の進化
  • 大阪・関西万博とIR誘致による夢洲エリアの発展
  • 注目のエリアと周辺を結ぶ私鉄各線の延伸計画

 

近未来大阪の鉄道プロジェクト

大阪ではこれから10年間の間に様々な鉄道関連プロジェクトが計画されています。

不動産と関係が深い鉄道関連プロジェクトを年表にして大阪の未来を展望します。

 

2023年春

うめきたにJRなにわ筋線の新駅 大阪駅(仮称:うめきた(大阪)地下駅)開業

2023年度

北大阪急行が延伸、箕面船場阪大前駅、箕面萱野駅が開業

2024年度

Osaka Metro中央線が延伸、夢洲駅(仮称)新設

2029年

大阪モノレールが延伸、門真南駅、鴻池新田駅、荒本駅、瓜生堂駅(いずれも仮称)新設

2031年

なにわ筋線開通、中之島駅、西本町駅、南海新難波駅(いずれも仮称)新設

 

ディーエムソリューションズ

 

2023年:うめきたプロジェクト・大阪駅(うめきた地下駅)

うめきたプロジェクトはJR大阪駅北側の梅田貨物駅区域約24ヘクタールを開発するプロジェクトで、既に1期として約7ヘクタールの開発が完了しています。

2023年には新駅大阪駅(うめきた地下駅)が開業し、関西空港や新大阪とのアクセスが向上します。

その新駅を含むうめきた2期は「みどりとイノベーションの融合拠点」を目標とし、4.5haの都市公園を中心として高層マンション、オフィス、商業施設が入るビルが建ち、「みどり」を意識した再開発が計画されています。

 

引用元:UR都市機構 うめきたプロジェクトより

 

ぐりーんりんく号
ざっくり言って都市公園の大きさは東京ドームと同じくらい!相当広い公園になりますね

 

2023年:北大阪急行延伸(箕面船場阪大前駅・箕面萱野駅)

北大阪急行は現在の終点である千里中央駅(豊中市)から北に約2.5km線路を伸ばし、箕面船場阪大前駅と箕面萱野駅を新設します。

 

引用元:北大阪急行延伸計画
http://www.kita-kyu.co.jp/extension/construction.html

 

2023年度の開業予定となっており、2月8日(土)に箕面船場阪大前駅の地下で小学生、中学生、高校生を対象としたこども見学会が開催され、順調に船場東三丁目付近の工事が進んでいます。

箕面市の西側が大阪(梅田)と直結することから、箕面萱野駅周辺は人気エリアになっていくと思います。

 

2024年:Osaka Metro中央線延伸(夢洲駅)

夢洲エリアは大阪駅周辺地区と両輪となる成長戦略拠点として重点的に投資されることになっており、以下の目的で夢洲への鉄道網の整備計画があります。

 

  • 港湾や観光拠点などの機能を支え、周辺道路網に与える影響を軽減
  • 関西国際空港や新大阪駅等から夢洲への鉄道によるアクセス機能を導入
  • 夢洲の段階的な土地利用の状況に応じた鉄道を整備(南北2ルートを想定)

 

引用元:大阪市ホームページ (夢洲まちづくり構想検討会)https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/page/0000286607.html

 

大阪・関西万博とその後のIR(統合型リゾート)を見据えた東西方向の交通網の整備はこれからの大阪の発展に不可欠だと思います。

個人的にはJR桜島駅からの延伸(上図①の案)に期待したいのですが、現時点でJRは万博のみでこの延伸案を実現する意向はないようで、IRの誘致成功がカギを握っていると思われます。

 

2029年:大阪モノレール延伸(門真南、鴻池新田、荒本、瓜生堂駅)

大阪モノレールは2029年に門真市~瓜生堂駅(仮称)間約8.9kmの延伸を予定しており、新しく設置される駅舎のイメージ図も公開されています。

 

引用元:大阪府ホームページ 大阪モノレール延伸事業
http://www.pref.osaka.lg.jp/yaopwo/osakamonorail/osakamono.html

 

延伸によりOsaka Metro長堀鶴見緑地線、JR学研都市線、近鉄けいはんな線、近鉄奈良線と連絡することになり、大幅に利便性が向上します。

管理人は特に近鉄奈良線沿線に注目しているため、終点となる瓜生堂駅周辺の開発が進むことを期待しています。

 

瓜生堂新駅の設置予想場所

 

 

2031年:なにわ筋線開通(中之島駅、西本町駅、南海新難波駅)

なにわ筋線は大阪駅(うめきた地下駅)とJR難波駅、南海新今宮駅をつなぐ新たな路線です。

なにわ筋線により、関西国際空港から新大阪駅間のアクセスが向上し、大阪の南北路線強化という効果が図られます。

 

引用元:JR西日本ホームページ なにわ筋線
https://www.westjr.co.jp/railroad/project/project16/

 

なにわ筋線開通により、今よりもスムーズに関西国際空港に着いた外国人観光客を大阪(うめきた)エリア、統合型リゾートの誘致を目指す夢洲エリア、新幹線につなぐ新大阪エリアに運ぶことができます。

現在はコロナウィルスのために外国人観光客はほぼ完全にストップしていますが、大阪観光のさらなる発展に欠かせない路線になると思います。

 

まとめ

これから10年間の大阪の発展に不可欠な鉄道プロジェクトを5つ紹介しました。

それぞれのプロジェクトのテーマは異なりますが、大きなくくりでは

  1. 大阪駅(うめきた)エリアへのアクセス向上
  2. 夢洲エリアへのアクセス向上
  3. インバウンド需要の活性化

という目的が見えてきます。

今後発展が見込めるエリア、不動産投資に注目のエリアを見つけるための参考にしていただければ幸いです。

 

TOUCIER(トウシェル)

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