2019年 FX運用6月の概況
2019年は以下に紹介するFX業者を3つ使い、運用方法や通貨の分散を図りつつ最終的に利益を出すことを目標としています。
FXデビューから1年が経過し、2年目に突入の6月のFX収支を公開します。
ポイント
・5月から引き続き円高傾向だが、G20サミットを前にやや円安に変動
・DMM FX → 6月は約5万円プラス収支も累計収支は3.5万円のマイナス
・ヒロセ通商 → 平均レートはほとんど変わっていないが含み損が減少し、累計収支は6万円超のプラス
・アイネット証券 → 豪ドル/NZドルの変動が小さく決済なし、6月単月ではマイナス収支
それでは、梅雨空と同じくいまいちパッとしない6月の運用報告の詳細をどうぞ!
DMM FX 豪ドル/円、USドル/円
DMM FXでは豪ドル/円をメインで為替差益を狙っており、状況によりUSドル/円でも運用する予定です。
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2019年初のフラッシュクラッシュにより大幅な赤字を抱えており(ロスカットになった経緯は下記投稿をご参照ください)、6月はプラス収支でしたが未だ累計収支はマイナスです。
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6月は1豪ドル=75.2円から始まり、右肩下がりでひたすら下落し、一時は73.9円まで円高が進みました。
その後、G20サミットに向けて米中の貿易交渉が行われるという期待から75円台を回復して6月を終えています。
1豪ドル74〜75円の間を行ったり来たりしている間にコツコツと利確し、苦手なショートでもある程度の利益が出たため、6月単独では5万円を超えるプラス収支になりました。
ただ、相変わらず累計収支がプラスに転じるまでには至らず、3.5万円のマイナスとなっています。
ヒロセ通商 豪ドル/円、南アランド/円、トルコリラ/円
ヒロセ通商は主にスワップポイントを狙って豪ドル/円と南アランド/円を中心に、トルコリラ/円を少し取引しており、6月末時点のレバレッジは4.08倍と「マイルール:5倍以内」ではありますがやや高い水準になっています。
6月もさらにポジション調整をしつつ利確し、平均レートは豪ドル=76.304、南アランド=7.658円、トルコリラ=19.067円と少しだけ下げることができました。
年初来の収支が再び5万円を超え、最も順調に運用できている口座です。
しかし、いずれの通貨も2019年は円高傾向が見られることから、含み損を抱えることも考えられるので、レバレッジを低水準に抑えていきたいと思います。
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豪ドル円
2019年の豪ドル円は円高に向かっていることは明らかなので、平均レート以上で利確できる時にはどんどんして、平均レートを下げられる時は買い増すスタンスで運用してきました。
しかし、7月早々にオーストラリア準備銀行(RBA 中央銀行)は政策金利を引き下げ、過去最低の1%とすることを決定したため、どのような動きになるのか読めません。
少なくとも、スワップポイントへの影響はあると思われますので、スワップ狙いの豪ドル運用は計画を練り直す必要がありそうです。
南アランド円
南アランドは5月末には7.3円台、6月初旬に一時7.1円台をつけるまで円高が進みましたが、中旬以降は徐々に円安にシフトして7.6円台を回復して6月を終えました。
平均レートはほんのわずか下がりましたがほとんど変化なく、スワップポイントの分だけプラス収支になりました。
ただ、南アランドは中期的には円高にシフトしているように見えるのでポジションの調整は慎重に行いたいと思います。
トルコリラ円
トルコリラは一旦ポジションを利確した後、4月から再エントリーしました。
5月に一時17.5円まで円高が進みましたが、5月末以降は再び18.5円付近の攻防になりました。
6月下旬のサミットの時期から急速に円安が進み19円台も回復していますが、やはり先が読みにくいので多くのポジションは持たないようにしています。
米中の貿易摩擦や北朝鮮の非核化交渉など、先を読むのが難しい情勢なのでレバレッジを低く抑え、スワップポイントを狙える通貨を運用することで、安全な運用を心がけたいと思います。
7月1日時点の各通貨の実際のレートと管理人のポジション平均レートの推移は以下のようになりました。
アイネット証券 豪ドル/NZドル(ループイフダン)
ループイフダンについては完全に初心者であることから、アイネット証券を使い、為替研究所様(管理者Yuki様)の初心者向けループイフダン企画に参加しています。
豪ドル/NZドルをかなり安全運転な設定のループイフダンで長期運用するもので、詳細は下記リンクをご参照ください。
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初心者の管理人も簡単に設定できました!
6月の豪ドル/NZドルは変動幅が小さく、新規約定によりポジションは増えたものの決済はなく、6865円のマイナス収支になりました。
豪ドル/NZドルはやや豪ドル安に向かっており、含み損が増える展開となっていますがなんとか2019年累計収支はプラスを維持しました。
4月の運用報告で問題視していた、アイネット証券の豪ドル/NZドルの買いスワップが1万通貨あたり-24円(5/1時点)となっていた件は、5月半ばから買いスワップが-15円程度になり、その後もマイナス幅を縮めて7/3現在では-5円と、かなり改善されています。
もっとも、ループイフダンではポジションをある程度長期保有することになるため、買いスワップマイナスのデメリットがあることには変わりませんが・・・。
また、FXを始めて約1年が経過して、自分のライフスタイル(日中は基本的にチェックできない)ではスキャルピングやデイトレードが向かないのは当然として、数日単位のスイングトレードにしても損切りが上手くないので、もう少しループイフダンの割合を増やすかもしれません。
今の所は豪ドル/NZドルの値幅を小さくした設定、トルコリラを小さい単位で行う設定などを検討しています。
6月の運用収支結果
2019年6月末現在の運用収支を公開します。
注:いずれの口座も計算時点でのポジション損益を含めた有効証拠金をあらわしています。
2019年のトータル収支ではプラス幅が最大になりました。
DMM FXの累計収支がプラスになれば、年間運用利回り5%が見えてくるので、焦らず着実に取引していきます。
おすすめサイトなど
参考までに筆者がFXの勉強をさせていただいているサイトを紹介します。
6月の結果と今後の方針
6月は5月に比べると相場の動きは小さく、アイネット証券のループイフダンではポジションの決済が一度もない展開になりました。
ヒロセ通商の含み損は小さくなり、トータルプラスを達成することができました。
今後も、焦らず着実な運用を心がけますが、ループイフダンの約定が少ないため、値幅を小さくした運用を合わせて行うことも検討しています。