2020年7月の不動産ファンド結果報告
不動産を対象としたソーシャルレンディング 、クラウドファンディングの2020年7月の収支と、出資しているファンドの状況を投資額や配合額を公開して報告します。
今月も新しく登録した事業者はありませんでしたが、出資額を順調に増やすことができ、出資総額が400万円を超えました。
登録している事業者
ソーシャルレンディング | 不動産特定共同事業 |
Owners Book LENDEX Pre REIT Fund Funds SAMURAI FUEL(CRE Funding) |
CREAL FANTAS funding Jointo α RENOSY X-Crowd ASSECLI Rimple |
注目の不動産ファンド4選
管理人が投資家登録している中から特に注目している事業者を4つピックアップし、7月の概要と今後のポイントをまとめました。
ウィズコロナの時代にあっては、投資対象となる不動産が偏ることはリスクを高める結果になりかねないため、ポートフォリオを意識しています。
5月時点の管理人の不動産ファンドポートフォリオをまとめていますので、ご参考にしてください。
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CREAL(クリアル)
7月はレジデンスファンド「アクシア新宿御苑」が募集され、募集額が小さかったこともあり、速攻で満額成立しました。
近日中に新たなレジデンスファンドが募集される予定になっており、コロナショックの影響を受けにくい賃貸住宅案件を増やしているのかもしれません。
CREAL の特徴は商業ビル・保育園・学校施設・ホテルなどの大型案件を組むことです。
コロナの影響を受けてホテルや商業ビル案件はしばらく募集されないかもしれませんが、他の事業者にはない対象不動産なので重視している事業者です。
管理人のCREALへの出資額は2020年7月末時点で2番目に大きく、全体の約20%を占めています。
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Jointo α (ジョイントアルファ)
穴吹興産が運営する不動産クラウドファンディングJointoα(ジョイントアルファ) は7月の募集はありませんでしたが、8月3日から長崎市のスーパーを対象としたファンドの募集が始まります。
>>ジョイントアルファの新規募集ファンドの調査記事はこちら
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LENDEX(レンデックス)
LENDEXの7月はファンド158号から175号まで、18件が公開されました。
相変わらずコロナの影響を感じさせないファンド数の多さと利回りの高さは他の事業者を圧倒しています。
管理人が感じるLENDEXのメリットの一つに、ファンドの償還が非常にスピーディーであり(最短当日に口座に資金が戻る)、配当も概ね月初に行われるなど、資金効率が非常に高いことが挙げられます。
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ASSECLI(アセクリ)
アセクリ の7月はファンド募集がありませんでしたが、8月には中古アパートのバリューアップ案件がリリース予定です。
予定分配率が高く、期間も短いことからかなり競争率が高くなると予想しています。
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ASSECLI(アセクリ)はリフォームなどによるバリューアップ案件を得意としており、中古物件の再生が課題となる時代にマッチした取り組みになると考えています。
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2020年7月 不動産ファンド収支
2020年7月収支は以下のようになりました。
7月の配当額(税引後)は9,052円と出資額約402万円に対して年率換算で約2.7%、7月までの累計配当は37,775円で年率換算で約2.0%の利回りになりました。
月当たりの配当は約6,690円なので、飲みに行ったりご飯を食べたりできるくらいにはなっています。
2020年8月の不動産ファンドの動向と目標
GO TO トラベルキャンペーンは始まりましたが、コロナウイルスの感染者数は増加の一途を辿っているため、思ったような効果は出ていないようです。
また、インバウンドの回復には相当の時間がかかると予想されており、観光客を狙った小売店用商業ビルやホテルに関連するファンドはしばらくの間組まれることはないと思われます。
それでも、新しい生活様式に対応した事業を展開する企業や国内回帰への取り組みを始めた企業が現れています。
そういった取り組みをしている企業などへのクラウドファンディングが組まれれば積極的に投資したいと考えています。