2020年6月の不動産ファンド結果報告
不動産を対象としたソーシャルレンディング 、クラウドファンディングの2020年6月の収支と、出資しているファンドの状況を報告します。
今月は新しく登録した事業者はありませんでしたが、登録済みのサービスの出資額を増やして出資総額が目標の400万円に近づいてきました。
登録している事業者
ソーシャルレンディング | 不動産特定共同事業 |
Owners Book LENDEX Pre REIT Fund Funds SAMURAI FUEL(CRE Funding) |
CREAL FANTAS funding Jointo α RENOSY X-Crowd ASSECLI Rimple |
注目の不動産ファンド4つ
管理人が投資家登録している中から特に注目している事業者の6月の概要と今後のポイントをまとめました。
5月時点の管理人の不動産ファンドポートフォリオをまとめていますので、ご参考にしてください。
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CREAL(クリアル)
6月は「両国駅前ビル」ファンドが募集され、3億円超の募集額にもかかわらず1時間経たずに満額成立しました。
予定利回りが6.5%と高かったことやキャンペーンにより+0.5%のキャッシュバックがあったことが理由と考えられますが、一時のコロナショックによる投資控えムードはかなり緩和したと感じました。
今回の商業ビルをはじめとした大型ファンドを組めることがCREALの特徴で、管理人も積極的に出資額を増やした結果、事業者別出資額は2020年6月末時点で2番目に大きく、全体の約21%を占めています。
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Jointo α (ジョイントアルファ)
穴吹興産が運営する不動産クラウドファンディング Jointo α(ジョイントアルファ)のサイトがリニューアルされました。
3月以降、新規ファンドの募集がないので、そろそろ次を期待していたところ、8月に長崎市のスーパーを対象としたファンドのリリースが公開されました。
なお、サイトリニューアルに伴ってパスワードの再設定が必要になりました。
仮パスワードがメール送信されていますのでまだ新しいパスワードを設定していない方はご確認ください。
また、従来あったキャンセル待ち募集が廃止になり、募集期間中にキャンセルが発生した場合は再度追加募集することになりました。
LENDEX(レンデックス)
6月はファンド166から178まで、13件が公開されました。
コロナの影響を感じさせないファンド数の多さと利回りの高さは他の事業者を圧倒しています。
管理人が感じるLENDEXのメリットの一つに、ファンドの償還が非常にスピーディーであり(最短当日に口座に資金が戻る)、配当も概ね月初に行われるなど、資金効率が非常に高いことが挙げられます。
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FANTAS funding(ファンタスファンディング)
6月は3件のファンド募集があり、2件は通常のFANTAS check(レジデンスファンド)でしたが、77号は"医療従事者住まい支援プロジェクト"というファンドが募集されました。
医療従事者に賃料無料で住まいを提供することを目的としており、利回りは1%と低かったのですが、社会的貢献度と10万円以上の出資で優待プロジェクト応募権付与、という魅力があり、早々に満額成立しました。
これからはESG投資をはじめとした投資の目的がアピールポイントになる投資が増えていくと予想され、そういったファンドを組成する事業者が評価されると考えます。
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2020年6月 不動産ファンド収支
2020年6月収支は以下のようになりました。
6月の配当額(税引後)は5,224円と出資額約392万円に対して年率換算で約1.6%、6月まで半期の累計配当は37,775円で年率換算で約1.93%の利回りになりました。
2020年7月の不動産ファンドの動向と目標
東京を中心に新型コロナウイルス感染者数が増えているのは気がかりですが、経済活動は徐々に戻りつつあるため7月も複数の新規ファンドがリリースされると予想します。
7月はいくつか運用が終了するファンドがあるので次の出資のための調査を継続します。