2019年6月の不動産ファンド運用状況
2017年から不動産系のファンドへ投資を始め、現時点で、OwnersBook、LENDEX、FANTAS funding、CREAL、Pre REIT Fund、Jointo αに約182万円を出資しています。
運用結果と出資しているファンド事業者の紹介を兼ねて報告しますので、これから投資を始める方にとって、投資開始から1年6ヶ月、投資金額200万円程度だとこうなるんだ、という参考になれば幸いです。
管理人が出資している不動産ファンド
● Owners Book(オーナーズブック)
最近は人気が高いためか競争が激しく、アクセス集中によるエラー発生や募集開始時刻の非開示もあって満足に出資できていませんが、それでもこれまでの実績や新しく海外の事業者と業務提携を発表するなど魅力も大きいためおすすめできる事業者です。
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詳しく:【これからはじめる】OwnersBookの特徴と評判
● LENDEX(レンデックス)
6月は8%〜10%と高い利回りのファンドがリリースされました。
未だ匿名化解除に対応したファンドが出ていないため、借入人や担保不動産の調査は難しい状況ですが、高い利回りは魅力なので額を限定しつつ出資しています。
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詳しく:【2019年版】LENDEX(レンデックス)の特徴・評判を調査
● Pre REIT Fund(プレリートファンド)
6月はホテルファンド(グランド赤坂)を引き続き募集しています。
ヘルスケアファンドの対象不動産が売却され、早期償還がありましたが、ターゲット価格を上回る売却には至らなかったとのことで、予定利回りを超える配当はありませんでした。
詳しく:【2019年版】Pre REIT Fundの特徴・評判を調査
● FANTAS funding(ファンタスファンディング)
6月はFANTAS repro(空き家再生ファンド)がなく、インカム型レジデンスファンド3件の募集にとどまりました。
7月の募集がどうなるか注目されます。
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管理人イチオシです!
詳しく:FANTAS funding(ファンタスファンディング)を調査
● CREAL(クリアル)
6月は新たなファンドはリリースされませんでしたが、7月初旬から総額2億円超えの宿泊施設ファンドの募集が始まります。
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詳しく:CREAL(クリアル)を調査
● Jointo α(ジョイントアルファ)
6月は新たなファンドのリリースはありませんでしたが、7月初めから宿泊施設ファンドの募集が始まります。
詳しく:Jointo α(ジョイントアルファ)の特徴・評判を調査
管理人は、それぞれ異なる特徴を持つ6つの事業者を利用しています。
中でもPre REIT Fund、FANTAS funding、CREAL、Jointo αは投資対象の不動産が明確であり自分自身の調査によって出資判断ができるため、これから投資額を増やしていく可能性があります。
老後2000万円問題?の影響もあってか、不動産ファンドへの投資家数はさらに増えていると思われます。
競争はさらに激しさを増しており、投資したいファンドの調査や資金の準備をしていても出資できていない状況なので引き続き新規事業者も検討していきます。
ソーシャルレンディングの匿名化解除の動向
貸付型ファンド(ソーシャルレンディング)では借り手が匿名化されていましたが、3月18日の金融庁の公式見解により匿名化が解除されたことを受けて、5月30日にOwners Bookから「貸付型案件にかかる情報開示方針」が示されました。
しかし、この発表以降に新たに募集した3件のうち、借入人の公開は1件、担保不動産の公開は0件と、情報開示が進んだとは言えない状況です。
今の時点で判断するのは時期尚早と思いますが、開示が進まないようであれば来年は投資予算を据え置いて他の事業者を優先せざるを得ません。
LENDEXも借入人の情報が開示されていませんが、田川社長はHEDGE GUIDEのインタービューの中で次のようなコメントをしていますので、積極的な対応を望みます。
今後は弊社でも可能な限り積極的に情報を開示していきますので、投資家の皆様にはしっかりと情報収集した上で、投資の是非を適切に判断していただければ幸いです。
引用元:LENDEXが融資先を公開開始。㈱東京不動産「中国ではソーシャルレンディングによる資金調達は一般的。日本でもLENDEXさんに是非力をお借りしたい」
2019年6月 不動産ファンド投資成績
2019年6月の投資成績は以下のようになりました。
6月の配当額(税引後)は約3200円と年率換算で2.1%の配当になりました。
昨年の今頃はOwnersBookからの配当のみで、月当たり1200円程度の配当だったので順調に規模拡大ができています。
2019年累計 不動産ファンド投資成績
2019年通期の投資成績は以下のようになりました。
運用予定額200万円に対して、6月末時点で約182万円の投資を行い、累計の配当額は約24000円(税引後)になりました。
年利回りは約2.7%(税引後)となり、目標の5%には届いていません。
OwnersBookの貸付型案件で思うように出資ができていないので、2019年の半分が終わったこのタイミングで投資予定額の割り振りを見直すことも検討しています。
ソーシャルレンディングを今からはじめる方は月々の配当のイメージとしてご参考にしてください。
ファンド事業者の特徴などをまとめていますので下記記事もご覧いただければと思います。
もっと詳しく
7月の不動産ファンド動向
ソーシャルレンディングの匿名化解除への対応の方向性が見えてきていますが、実際の開示にはなかなか繋がっていない現状です。
その中でOwnersBookが海外の事業者と業務提携を発表するなど、新しい動きも見られます。
7月からサービスを開始する新しい事業者もあるので、引き続き納得できるまで調査を行い、投資判断をしたいと思います。