2020年3月の不動産ファンド結果報告
不動産投資の一環として行なっているソーシャルレンディング 、不動産クラウドファンディングの2020年3月の収支と、出資しているファンドの状況を報告します。
これまでなら瞬間蒸発していたような条件のファンドでも満額までに少し時間的な余裕ができたり、ファンド組成の数自体が減っていたりとコロナショックの影響がじわじわと感じられるようになってきました。
3月は新しくRimple(リンプル)に登録し、FUELオンラインファンドとASSECLIに初めて出資しました。
登録している事業者
ソーシャルレンディング | 不動産特定共同事業 |
Owners Book LENDEX Pre REIT Fund Funds SAMURAI FUEL |
CREAL FANTAS funding Jointo α RENOSY X-Crowd ASSECLI Rimple |
管理人が投資家登録しているファンド事業者のいくつかをまとめて紹介していますのでご参考にしてください。
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管理人が注目する不動産ファンド
管理人が投資家登録している中から特に注目している事業者の3月の概要と今後のポイントをまとめました。
Owners Book(オーナーズブック)
3月は3件の国内のファンド募集があり、利回り4.0〜4.5%の案件でしたが全て満額成立になりました。
管理人は新たな出資は行っていませんが、事業者別出資額は2020年3月末時点でOwners Bookが最大であり、全体の約30%を占めています。
Owners Bookはこれまでの実績があり、比較的大型案件が多いため不動産投資に興味を持っている初めて投資する方におすすめできる事業者です。
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LENDEX(レンデックス)
3月は13件のファンドがリリースされ、相変わらず利回りが7%〜10%と高く、コロナショックの影響は?というくらい、早々に満額成立しました。
リリースされるファンド数の多さと利回りの高さは他の事業者を圧倒しています。
利回り9%〜11%の案件は無担保の場合があり、高利回りにはリスクがつきものですが、十分に理解したうえであれば他の事業者では出せない利回りなので出資を検討する価値があります。
LENDEXの投資家数は着実に増加しており、既に1万1千人を超えました。
>> 管理人も出資中! 投資家登録はこちらから
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FANTAS funding(ファンタスファンディング)
3月は久しぶりにFANTAS repro(空き家再生ファンド)案件が抽選方式で募集され、しかも利回りが9%ということで応募者が非常に多くなりました。
もちろん管理人も応募しましたが、あえなく落選・・・ぜひまた募集して欲しいと期待しています。
FANTAS check(レジデンスファンド)でキャピタル重視型4件の募集がありました。
最近のFANTAS checkの利回りは3.0%前後と低いこともあってか、クリック合戦による瞬間蒸発は起こりにくいので、時間的なゆとりがない方でも出資のチャンスが大きく、おすすめです!
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CREAL(クリアル)
3月は新規ファンドの募集はありませんでした。
管理人はホテル・保育園などの大型ファンドを組めることがCREALの特徴であり、他の事業者との差別化ポイントであると考えています。
コロナショックの影響で宿泊施設は大きな打撃を受けていることが報道されており、出資しているホテル案件の行方が心配されます。
CREALではホテル等について運用レポートが毎月報告される点が魅力です。
レポートによれば、コロナショックの影響をかなり受けていることは事実ですが、悪影響がわからないままではなく、どの程度影響を受けているか認識できることは良いことだと考えます。
事業者別出資額は2020年3月末時点でCREALは2番目に多く、全体の約19%を占めています。
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Rimple(リンプル)
3月に新規事業者としてRimple(リンプル)に会員登録しました。
Rimpleは東証一部上場企業のプロパティエージェント株式会社が運営する不動産特定共同事業に基づくファンドで、最初のファンドとなる「Rimple's Selection #1(クレイシア新宿)」は利回り10.0%が話題にもなりました。
東証一部上場企業が運営することと、第1号ファンドの利回りにつられて登録、応募しましたがあえなく落選しました。
Rimpleの特徴と評判はコチラの記事をご参考にしてください。
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2020年3月 不動産ファンド収支
2020年3月収支は以下のようになりました。
3月の配当額(税引後)は約4500円と出資額320万円に対して年率換算で約1.4%の配当になりました。
2020年3月の不動産ファンドの動向と目標
3月は新しい事業者FUELファンディング(CRE Funding)、ASSECLIに投資することができ、出資しているソーシャルレンディングと不動産特定共同事業のファンド(あわせて不動産ファンドと表現)の事業者数は9になりました。
4月以降もコロナショックの影響は避けられない状況になると思われ、この状況が長引けば宿泊施設だけではなく不動産業界全体に影響が出るかもしれません。
それでも、不動産ファンドは不動産のプロが運営しています。
このような状況でも、数は減るかもしれませんが魅力的なファンドの提供、既存ファンドの安定運用を達成してくれることを願っています。